回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ボローニャマックス株式会社
成果賞味期限 3年→5年
| 事業者名 | ボローニャマックス株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 佐賀県 三養基郡みやき町 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 41人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1997年 |
当社は京都祇園で生まれたデニッシュパン「ボローニャ」ブランドの製造販売を主業とし、フランチャイズ制で全国展開している。2004年10月の新潟県中越地震の際、フランチャイジーの新潟工場に防災備蓄用食品の要望が多く寄せられ、缶詰を開発して販売したところ防災商品の人気商品となった。企業備蓄の賞味期限は当初3年だったが延長の要望が多く、現在の主流である5年に延長して販売強化を行った。
抱えていた課題
やったこと
パンの生地を保湿力が高くしっとりした味わいのブリオッシュに変更し、原材料の配合を低水分活性となるように見直した。パンの焼成工程と缶詰工程を一体化してカビや菌類の付着を防ぎ、缶詰工程の直後に加熱殺菌処理を行って殺菌効果を高めた。強化したピンホール検査機で不良品を直ちに検出・除去し、原因を把握して対策を速やかに製造工程に反映する体制を整えた。これらの課題解決のため、分割機、缶巻締機、ピンホール検査機、ラベル貼り機、ボイラーの5種の機材を選定して購入した。
| 加工機 | 分割機 |
|---|---|
| 加工機 | 缶巻締機 |
| 検査測定 | ピンホール検査機 |
| 加工機 | ラベル貼り機 |
| その他 | ボイラー |
新しい製品・サービス:防災備蓄商品『缶deボローニャ』の品質を改善し、賞味期限を3年から5年に延長した商品
賞味期限を3年から5年に延長する商品性向上の目途がたった。補助事業終了後2年目の売上金額は、目標の2,400万円のほぼ倍となる5,500万円を達成した。品質と生産力が増強され、月産2万5,000缶、年間30万缶の最大供給量に達している。インターネットでの注文が急増し、工場はフル稼働で納品まで2ヵ月待ちの状況である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
防災備蓄用缶詰を新潟中越地震後に開発し人気化した経緯は書かれているが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
防災備蓄需要の拡大と缶詰パン市場の伸びに触れ、食味の評価も得ているが、自社の競争優位の根拠は具体的に書かれていない。
賞味期限を3年から5年に延長する課題と、ピンホール検査による不良率低減の対策が具体的に示されている。
売上目標2,400万円に対し5,500万円を達成、月産2万5,000缶・年30万缶の生産能力が数字で示されている。
系列会社との国内東西2拠点体制に触れるが、人材や事務処理体制についての記述は乏しい。
防災備蓄商品としての需要、インターネット注文の急増、納品2ヵ月待ちなど顧客と需要の裏付けが具体的。
賞味期限延長の目途と東西2拠点化、海外展開の方向性は示されるが、スケジュールや検証方法は不明確。
公開されている事例からは読み取れません。
防災備蓄の缶詰パン市場は伸びているとされるが、同分野での高付加価値化・高価格化の水準は示されていない。
防災備蓄品の義務付けや奨励、災害後の入替需要に触れるが、波及効果の定量的な説明はない。
設備投資により売上目標の約2倍となる5,500万円を達成したと、投資効果が具体的な数字で示されている。
ピンホール検査機の導入など設備面の工夫はあるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
地域の特性や雇用創出への言及はなく、みやき町の拠点を活かした地域経済への効果はわずかにうかがえるのみ。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
東日本大震災以降、防災備蓄品の義務付けや奨励が進み、防災備蓄品市場の缶詰パン市場は伸び続けている。相次ぐ災害後の備蓄品入れ替えによる大きな需要を見込んでいる。国内東西2拠点の生産体制により安定供給を図り、将来的にはアジア・オセアニアの防災市場や海外パン市場の獲得を目指している。
「防災備蓄品であるが、食味も非常に良い」
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%