おかずみその殺菌方法の変更による安全性、作業環境改善、コストダウンの実現
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
IMARI 株式会社
| 事業者名 | IMARI 株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 佐賀県 伊万里市 |
| 業種 | パルプ・紙・紙加工品製造業 |
| 従業員数 | 22人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1972年 |
弊社は耐久性や施工箇所を選ばないポリウレアの研究開発を行ってきた。原材料は海外から輸入しており輸送コストの負担が大きく、国内原料では海外製より強度が劣るため海外の原料を使用している。ポリウレアは硬化が早く施工には技術者が必要なため、一般への普及が進んでいない。
抱えていた課題
やったこと
ポリウレア施工対象としてコンクリートなどの非鉄金属を主眼に、超音波式でミリ単位の測定が可能な膜厚計を導入し、確認検査体制を確立した。既存の両面テープ2メーカー13種類から粘着力と耐候性の条件を満たす製品を選定し、スリーエム社製の4485、481MH、4405の3品番に決定した。佐世保工業専門学校の西口先生の指導を受け、3種の両面テープで試験体を作成して180度はく離試験を行った。コスト面から両面テープとポリウレアの厚みを薄くする必要があったため、ポリウレアの厚みを1~3mmとした試作品を製作し、膜厚計で膜厚を管理した。試作品を工場の屋内外でコンクリート損傷箇所に貼り付け、曝露試験を実施した。
| 検査測定 | ミリ単位で測定可能な超音波式膜厚計 |
|---|
新しい製品・サービス:両面テープにポリウレア塗布・加工を施したポリウレアテープ(屋外仕様)
工場屋内外で15日間の曝露実験を行い、天候が悪い日があったものの、剥がれや踏み付け・リフト通過の衝撃による異常、ポリウレアの損傷は見られず、試作品の仕様に問題はなかった。塗布・加工品質の均一化と、専門家指導による接着強度試験で両面テープとポリウレアの最適な厚みを確認できた。これまで価格や設備、技術面で難しかった現場でのポリウレア施工が可能となり、技術者が不要になることで施工可能性が広がった。加えて、これまで誰も実験したことがないデータが得られ、今後の製品開発にも役立つと考えられる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
両面テープへのポリウレア加工という過去の取組との関連はうかがえるが、経営戦略上の位置づけは記載がない。
海外原料依存や国内原料の強度不足が課題として示されるが、市場動向や自社の競争優位は具体的に書かれていない。
輸送コスト負担・施工に技術者が必要という課題を挙げ、施工技術と価格の解決で普及を狙う計画が具体的に読み取れる。
高付加価値化や賃上げの目標値は示されず、コスト面の優位性という定性的な記述にとどまる。
専門学校の西口先生の指導や膜厚測定器の導入など体制は読み取れるが、人材や事務処理体制の詳細は薄い。
コンクリート・非鉄金属面への施工、屋外仕様、価格と施工容易性という対象と強みが具体的に記載されている。
接着試験や曝露試験など段階的な検証は書かれるが、今後の事業化スケジュールや課題解決の具体的方法は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
ポリウレアは一般に普及が進んでいないと明記され、価格と施工技術で従来防水工事より優位と述べる高付加価値化の方向が読み取れる。
高寿命化や現場施工の可能性拡大が期待として書かれるが、経済波及や雇用創出への言及は乏しい。
従来防水工事に対するコスト面の優位性は述べられるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
新素材の現場施工化による波及がうかがえるが、デジタル技術や地域サプライチェーンへの貢献は書かれていない。
ポリウレアの需要向上という記述はあるが、成長分野への進出や構造転換との関係は明示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後も両面テープのメーカーと共同で新しいテープ(保護材)の開発を視野に入れている。新商品の案内や効用の丁寧な説明によって販売につなげ、ポリウレアの知名度向上に伴う需要増を期待している。
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%