ものづくり補助金平成26年度建設業長崎県

環境に配慮した建設廃材のリサイクル事業で離島での産業の活性化を図る

有限会社アクティヴ

成果産業廃棄物処理費用 200万円/年→130万円/年

この事例のポイント

  • 島内に最終処分場がないため、建設廃材を島外へ運ばなければならず、処理費用が高くつくことがコスト圧迫の大きな要因になっている。
  • 廃材を効率的に加工するため破砕機を導入した。
  • 産業廃棄物処理費用 200万円/年→130万円/年。建設廃材を再利用することで産業廃棄物処理費用が年間約70万円削減される見込みである。

事業者のプロフィール

事業者名有限会社アクティヴ
所在地長崎県 五島市
業種総合工事業
従業員数13人
資本金500万円
設立2004年

事業の背景

五島列島は美しい海に囲まれた離島で、島内に最終処分場がない。住宅やビルの解体・改修で出るコンクリート塊、金属片、廃瓦などの建設廃材は島外へ運ばなければならず、処理費用がかさむ。建設廃材の約50%以上は埋め立て処分されている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • コスト・採算島内に最終処分場がないため、建設廃材を島外へ運ばなければならず、処理費用が高くつくことがコスト圧迫の大きな要因になっている。
  • 生産能力建設廃材の約50%以上が埋め立て処分されており、将来的な環境問題につながることが危惧される。

やったこと

廃材を効率的に加工するため破砕機を導入した。1時間に約5トンの処理能力があり、1回の使用で投入原料のほぼ全量を目的とするサイズに加工できる。加工した廃材を新たな建設資材としてリサイクルし、製品化を目指す。これにより、捨てられていた建設廃材に再び建設資材としての価値を与える。

新しい製品・サービス:廃瓦をエクステリアタイル、廃ガラスを化粧砂利・塗装骨材、廃木材・プラスチック類をバイオマス燃料として再利用する製品

事業の効果

  • 産業廃棄物処理費用 200万円/年→130万円/年
  • 建設資材購入費用も200万円ほどの削減が見込める

建設廃材を再利用することで産業廃棄物処理費用が年間約70万円削減される見込みである。建設資材購入費用も約200万円削減が見込め、地元の顧客により安い工事価格を提案できる。島内に同様の再利用に取り組む事業所はなく、自社の強みとしてアピールしていく。

今後の展望

多種多様な廃棄物を再利用する未来を見据え、離島の産業の活性化に貢献したい。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。