最新設備による生産力と社員の年間所得を向上させる事業
ボトルネックとなっていた柄合わせ裁断工程と玉縁製作工程に、最新の自動裁断機と自動玉縁機を導入した。
効果:玉縁ポケットのゲージ交換時間 90分→45分
株式会社ホーセイ
成果ねじ切り加工の作業時間 60分→20分
| 事業者名 | 株式会社ホーセイ |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 佐世保市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,製造環境 |
| 従業員数 | 78人 |
| 資本金 | 2,800万円 |
| 設立 | 1974年 |
佐世保基地を母港とする日米大型艦船の維持整備を行っている。艦艇及び寄港船の船体、機関、武器などの修理メンテナンスを行い、ISO9001の品質基準を満たす艦船工事を年間500件以上受注している。工場は米軍基地と海上自衛隊基地に隣接しており、緊急工事にも対応できる。
抱えていた課題
やったこと
複雑な形状の付加価値の高い加工品を簡単なプログラム入力で製作できる特殊CNC旋盤を導入した。これにより若手の現場員でも作業ができるようになり、機械操作が改善されて安全性も大きく向上した。ねじ切り加工では1本あたり7工程60分かかっていた作業を2工程20分に短縮し、短期納品の要望に応えられるようにした。これまで外注していた特殊な加工や量産品を自社で行えるようになり、コストも削減された。導入に伴い若手社員が普通旋盤加工技能検定1級に合格するなど、人材育成も進んだ。
| 加工機 | 特殊CNC旋盤 |
|---|
特殊CNC旋盤の導入により、ねじ切り加工の作業時間が1本あたり60分から20分へと約3分の1に短縮され、短期納品に対応できるようになった。外注していた特殊加工や量産品を自社で行えるようになり、コストが削減された。若手社員でも作業できるため機械操作が改善され、安全性も向上した。船舶関連の売上は45%増加し、市場拡大と若手人材の育成につながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
事例に「発注元である米軍、海上自衛隊より納期の厳守やコストの低減を求められていた」とあり、受注先との関係は読めるが、過去の取組との一貫性は書かれていない。
「米国海軍、海上自衛隊より高い信頼を得ている」「年間500件以上受注」とあり、強みは具体的だが、市場動向との対比は薄い。
課題として「作業時間や技術承継、人材育成」が挙がり、ねじ切り加工が「7工程60分」から「2工程20分」になり、1/3に短縮と数字で示されている。
ねじ切り作業時間1/3、船舶関連の売上45%アップという目標達成の数字が示され、実現の裏付けも具体的である。
若手社員が普通旋盤加工技能検定1級に合格したとあるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の記述は薄い。
米軍・海自への艦艇部品供給、ISO9001の品質基準、緊急工事対応といった選ばれる理由が具体的に書かれている。
FAIRBANKS MORSE社との業務提携や新工場稼働など今後の展開は書かれているが、遂行スケジュールや課題解決の方法は詳しくない。
公開されている事例からは読み取れません。
艦船修理の部品加工という分野で、特殊CNC旋盤による複雑形状の高付加価値加工が示されているが、分野の普及度に関する記述はない。
米海軍や海上自衛隊の艦艇維持という国の安全保障に関わる事業であり、新たな雇用の増加にも触れているが、波及効果の数値はない。
ねじ切り作業時間1/3、船舶関連売上45%アップなど、導入効果が数字で示され費用対効果がうかがえる。
特殊CNC旋盤の導入は書かれているが、デジタル技術の活用や地域・サプライチェーンへの貢献は明確に述べられていない。
公開されている事例からは読み取れません。
佐世保市に拠点を置き、新工場稼働と雇用増加の計画があると書かれているが、地域経済の成長への寄与は具体的でない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
2020年6月に米国の舶用原動機メーカーFAIRBANKS MORSE社と日本唯一のパートナーとして業務提携契約を結んだ。これにより米海軍から受注するFM社製エンジンの修理やオーバーホールを一手に引き受け、技術支援や部品供給も受けられるようになった。アフターサービス需要など事業拡大への道筋がつき、新工場も稼働を始めたことから今後は雇用も増やしていく。
ボトルネックとなっていた柄合わせ裁断工程と玉縁製作工程に、最新の自動裁断機と自動玉縁機を導入した。
効果:玉縁ポケットのゲージ交換時間 90分→45分
画像寸法測定器を導入した。
効果:測定時間 25分/個→2分/個
本事業でシーツローラー乾燥機(アイロナー)を導入した。
効果:乾燥時間 1,440分→15分