バイオディーゼル燃料製造・販売の革新高品質装置の導入とトラック市場参入
専門家の指導を受けながら廃食用油の再生処理工程を新たに開発し、試作品を作って新製法の検討を重ねた。
効果:原料使用率 60%→90%
宝和金属株式会社
| 事業者名 | 宝和金属株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 長崎市 |
| 業種 | 廃棄物処理業 |
| 従業員数 | 33人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1972年 |
宝和金属株式会社は、リサイクル資源となる鉄スクラップを国内外に販売している。建築ラッシュが続く韓国では品質に優れた日本の鉄スクラップの需要が高く、国別で見た日本からのスクラップ輸出量は第1位である。福島での原発事故を受けて韓国は日本からのスクラップ輸入を規制し、これまでの第三者機関への委託に加えて輸出事業者での固定式放射能検知測定を義務化した。
抱えていた課題
やったこと
メーカーと協力して、1基の検知器で線量を測定できる移動型固定式放射能検知器を開発した。この検知器は移動して設置できることが大きな特徴である。放射能測定が必要な際は検知器を港まで持っていき、その場で線量を測定できるようにした。従来はデスクトップ型パソコンで行っていたモニタリングを、移動が容易なノート型パソコンに対応させるためソフトウェアを改良した。
| 検査測定 | 移動型固定式放射能検知器 |
|---|---|
| ソフト | モニタリング用ソフトウェア(ノート型パソコン対応) |
新しい製品・サービス:移動型固定式放射能検知器
移動型の検知器により、港で直接線量を測定でき、測定のための輸送が不要になった。輸送コストは深堀岸壁・神ノ島岸壁の平均で約48%削減された。韓国との取引は設備導入後も売上を維持し、設備がなければ生まれなかった売上を含めると見た目以上の効果がある。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
鉄スクラップの韓国向け輸出拡大という方向性はうかがえるが、過去の取組との一貫性を示す記述は読み取れない。
韓国の建築ラッシュで日本の鉄スクラップ需要が高く輸出量が国別1位という外部環境と、品質の良い鉄スクラップを扱うという強みが具体的に書かれている。
固定式設備の導入で大口取引先への輸出に必須の測定を内製化する課題が明確で、輸送コストを約48%削減した数字も示されている。
輸送コスト約48%削減や韓国取引売上比率などの結果は示されるが、高付加価値創出や賃上げの目標値は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
韓国の大口取引先への輸出時に検査が必須という顧客ニーズと、移動型検知器が選ばれる理由が1基で測定でき移動設置可能という点で整理されている。
メーカーと協力して開発した経緯はあるが、遂行方法やスケジュール、課題解決の方法の詳細は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
放射能検知の移動型固定式設備は従来方式と比べた新しさが書かれるが、分野の普及度や高水準の高付加価値化の記述は薄い。
韓国向け輸出という日本の鉄スクラップ貿易に関わる点はうかがえるが、経済波及や雇用創出の記述は読み取れない。
設備導入後の韓国取引売上比率25.3%や18%、輸送コスト約48%削減など、投入に対する効果の数字が示されている。
移動型検知器や既存パソコンのノート型対応というデジタル面の工夫はあるが、地域やサプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
長崎市の企業という地域性はうかがえるが、地域の特性を活かした経済成長への言及は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
専門家の指導を受けながら廃食用油の再生処理工程を新たに開発し、試作品を作って新製法の検討を重ねた。
効果:原料使用率 60%→90%
RPFの品質向上のための作業員研修を行い、不適切な廃棄物を排除するノウハウを身につけた。
効果:電力原単位 174kwh/トン→125kwh/トン
ICTを活用したオーダーエントリーシステムをシステム会社と協業して開発した。