二重入力の事務を端末登録に替え、一件あたり事務時間を83分から46分に
株式会社オー・エス・ケー✓ 経産省などの認定・選定
成果事務作業時間(一件あたり) 83分→46分
島根県のサービス業の会社が、ものづくり補助金で車検の検査システムを導入し、検査の処理時間を半分にした事例です。
日進自動車株式会社
成果帳票作成を含む検査処理時間 1時間/台→0.5時間/台
| 事業者名 | 日進自動車株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 島根県 松江市 |
| 業種 | 自動車整備業 |
| 従業員数 | 11人 |
| 資本金 | 4億円 |
| 設立 | 1965年 |
1965年創業の車検の指定工場で、車検業務と新車の納入整備を行っている。自動車整備業界は人口減少に伴う市場規模縮小に加え、従業員の高齢化と人手不足が大きな課題となっている。
同社は自動車販売にも力を入れており、10数年前から取り組むカーリースに注力している。
抱えていた課題
やったこと
2023年(令和5年)5月に補助金を活用して、コンピューター式検査システムSmart-VISを導入しました。地面に設置されたサイドステップテスタやブレーキ・速度計コンビネーションテスタ、排ガステスタ、ディーゼルスモークテスタなどがコンピューターで接続されています。
検査の数値はコンピューターが自動的に記録簿に打ち出すため、手作業の入力をデジタル化しました。導入後は受け付けから検査、帳票作成までをワンストップで行えるようになりました。
また、SNSやWeb広告などのITツールを活用したデジタル営業も展開しています。
経費の区分は「機械装置・システム構築費」です。
検査工程をワンストップで行えるようになり、処理時間が半分になった。数値の記入ミスや計算間違いがなくなり、精神的な負担も大きく減った。
不正車検問題などコンプライアンスへの対応も可能になった。従業員が13人から11人に減る中でも残業時間は1割ほど減り、デジタル営業とカーリースを中心に売上拡大を目指している。
出た効果の種類(押すと同じ効果の事例へ)
新事業進出・ものづくり補助金
1965年創業の指定工場として車検業務を続けており、コンピューター式検査システム導入は既存の車検事業の延長として位置付けられている。
指定工場の強みである1日車検を背景に、車検・カーリースへ顧客流入を増やす方針が示されている。
整備士の高齢化・人手不足と残業削減の課題を示し、1台1時間の帳票作成が半分の時間になると効果を具体的に示している。
処理時間が半減、従業員減でも残業1割削減という成果が示され、生産性向上の目標は一定の実現性がある。
従業員数や業務内容は書かれているが、導入後の運用体制や人材育成についての記述は薄い。
ワンストップ検査や1日車検、カーリースの確約など、顧客に選ばれる理由が整理されている。
導入時期や装置構成は示されるが、遂行スケジュールや中長期の課題検証についての記述は少ない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
車検の自動化検査システムは一般的な普及度が高いとは言えないが、高付加価値化を強く示す記述は少ない。
整備士不足や不正車検問題への対応という業界課題の解決に向けた取組として、社会的な意義が読み取れる。
処理時間半減や残業1割減という効果が示され、投入額に対する生産性向上の見込みが読み取れる。
コンピューター式検査システムでデータを自動連携し、SNSやWeb広告のデジタル営業も展開している。
自動車整備業界の市場縮小を課題として挙げるが、成長分野への進出や構造転換との関係は薄い。
松江市の地域事業者として車検・カーリースで地域の顧客を獲得し、売上拡大を目指す姿勢が示されている。
カーリースや車検を中心に顧客流入を増やし、売上を拡大させていきたいとしている。
当社も整備士を募集してもなかなか来てもらえない。一方で残業も減らしていかなくてはならない。こうした状況に対応していくためには車検業務の効率化を図り、生産性を上げるしかない
カーリースはお客さんにとっては初期費用が必要なく、税金などの維持費も月額料金に入っていて手軽。当社にとっては車検が100%確約されるメリットがある。車検、カーリースを中心に顧客流入を増加させ、売り上げを拡大させていきたい
公式の事例集より(原文のまま)
株式会社オー・エス・ケー✓ 経産省などの認定・選定
成果事務作業時間(一件あたり) 83分→46分
碓井自動車株式会社✓ 経産省などの認定・選定
成果フレーム矯正精度 10mm→2mm
新井電機株式会社✓ 経産省などの認定・選定
成果整備工場やエンドユーザーへの販売価格が10,000円ほど下げられるようになりました。