ものづくり補助金平成26年度製造業熊本県

余剰食品を有効活用し低価格で、安全性の高い液体肥料を安定供給

株式会社エコの森

この事例のポイント

  • 廃棄される余剰食品を有効活用したいという課題があった。
  • 熊本市及び周辺の食品工場などから余剰食品を収集し、麹菌を加えて発酵させ液体飼料を製造する体制を整えた。
  • 飼料製造設備の導入により、安全性確保、安定供給、価格低減の3つの課題をクリアできた。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社エコの森
所在地熊本県 熊本市
業種飲料・たばこ・飼料製造業
技術分野バイオ
従業員数7人
資本金2,000万円
設立2012年

事業の背景

日本の食料自給率は先進国で最も低く、飼料穀物のほとんどを輸入に依存している。一方、食品製造業や外食産業からは食品製造副産物や余剰食品、調理加工残さが大量に廃棄され、その多くは焼却処理されているのが現状である。環境問題や資源の有効活用の観点から、食品残さを飼料化することが求められていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力廃棄される余剰食品を有効活用したいという課題があった。
  • コスト・採算液体飼料の製造において低価格での供給と安全性の確保、安定供給を同時に実現する必要があった。

やったこと

熊本市及び周辺の食品工場などから余剰食品を収集し、麹菌を加えて発酵させ液体飼料を製造する体制を整えた。ランニングコストの低い黒酢酸発酵方式の飼料化システム「GEN方式飼料製造設備」を導入し、安全性向上と安定供給を目指した。既存の取引業者や大手豆腐製造業者、食品製造業者と契約を結び余剰食品の回収を行った。不適切なものを分別除去するため排出事業者への指導を徹底し、飼料の病原微生物汚染防止計画を策定するなど適切な製造管理及び品質管理を実施した。

  • 加工機GEN方式飼料製造設備源麹式リキッド飼料製造装置

新しい製品・サービス:黒麹乳酸菌混合発酵液体飼料

事業の効果

飼料製造設備の導入により、安全性確保、安定供給、価格低減の3つの課題をクリアできた。余剰食品を原材料とするため安価に仕入れができ、製造コストを抑えて低価格での販売が可能となった。安心・安全・安価な液体飼料を製造できる体制が整い、栄養価が高く配合飼料を超える液体飼料として提供できる見込みである。

今後の展望

当分は液体飼料の内容を充実させ、多くの養豚業者にPRして市場開拓を進める。事業規模を拡大し、将来的には立地条件の整った環境で自ら養豚業を営むことを目標にしている。

事業者の声

食品製造会社にも畜産農家の方にも喜んでいただいています

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。