高精度両頭フライス盤導入による生産能力拡大と顧客ニーズ対応
コスト削減と短納期、寸法対応を図るため、新規設備として両頭フライス盤を導入した。
有限会社高見商店
| 事業者名 | 有限会社高見商店 |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県 八代市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | バイオ,製造環境 |
| 従業員数 | 54人 |
| 資本金 | 800万円 |
| 設立 | 1974年 |
当社は熊本の名産品からし蓮根の製造販売を行うほか、ゴボウなどの根菜類を中心に加工販売している。からし蓮根チップスは過去に商品化した経験があり、製造法のノウハウはある程度確保していた。食品業界ではフリーズドライの市場が徐々に拡大しつつあり、当社は冷凍食品メーカー向けの冷凍総菜の技術獲得を以前から模索していた。
抱えていた課題
やったこと
ものづくり補助金を活用して、オートフライヤーと洗浄機などを導入した。導入した機械で業務用向けのチップスとゴボウフライ冷凍惣菜の商品化、およびフリーズドライ向けの野菜の冷凍技術獲得に向けた試作開発を行った。ゴボウフライや冷凍野菜では、解凍後も風味や食感が損なわれないように、酵素剤や植物性抽出物を使用して下処理を行う方法を確立した。
新しい製品・サービス:からし蓮根屋さんのれんこんチップス
からし蓮根チップスは6種類の味のカップ入り商品として土産店などに販売され、業務用には大容量の袋入りタイプも一部の店舗に納めている。ゴボウフライの冷凍惣菜や冷凍野菜では、酵素剤や植物性抽出物による下処理で解凍後の風味や食感の低下を防げるようになった。ゴボウのから揚げ向けを中心に、ダイコンなど冷凍に向かないとされていた野菜も含めてフリーズドライ向けの冷凍野菜を提供できる技術を獲得した。
導入した機械の工程を検証しながら歩留まり率の向上に取り組み、新たな機械導入も検討している。原料となる農産物は旬に合わせて産地を変えて調達する体制づくりを進める。新規性の高い商材の販路開拓を進めるほか、コールドプレスジュースの商品化や海外富裕層向けの輸出も探っていく。
コスト削減と短納期、寸法対応を図るため、新規設備として両頭フライス盤を導入した。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分