回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社古川製菓
成果包餡の作業工程 2回→1回
| 事業者名 | 株式会社古川製菓 |
|---|---|
| 所在地 | 大分県 佐伯市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 9人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1962年 |
株式会社古川製菓は明治から4代続く老舗の菓子店で、平成17年に製菓工場併設型の店舗へ移転し、できたての菓子を提供してきた。和菓子の餡は自家製餡にこだわっており、多くの菓子店は製餡会社から生餡を仕入れているが、県内の製餡会社は数社しかなく今後が心配される状況だという。
抱えていた課題
やったこと
蒸気式豆煮型釜、製餡プラント、油圧圧搾機の3台を導入し、小豆を煮る、皮を取り除いて潰し漉す、布袋に入れて水分を絞るという一連の作業を機械化した。3台はチューブで連結され、釜に入れた小豆が機械の間を流れるため、力仕事も大きく減った。また、三重包餡が可能な最新の包あんロボットを導入し、餡と皮と具を一度にセットして包めるようにした。皮を均等に覆い、生クリームやムースのような流動物も包めるようになり、1時間に何千個もの餡と具を包むことができるという。
| 加工機 | 蒸気式豆煮型釜 |
|---|---|
| 加工機 | 製餡プラント |
| 加工機 | 油圧圧搾機 |
| 加工機 | 三重包餡式自動包餡機(包あんロボット) |
新しい製品・サービス:佐伯のイチゴやマリンレモン、弥生のショウガなどを使った菓子の開発を予定している。
製餡から包餡までを機械で一貫して行えるようになり、こし餡作りの手間と時間が大幅に改善された。機械の間を小豆が流れるため力仕事も減り、職人の負担が軽くなった。その結果、時間や労力に余力が生まれ、他の仕込みや仕上げに充てて作業効率が上がった。包餡の作業効率も格段に上がり、今後は自家製餡を使った付加価値のある菓子作りや、遠方の人にも届くインターネット販売に力を入れていく。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
明治から4代続く老舗で、自家製餡にこだわる伝統を守る方針が書かれ、製餡設備導入はその延長として読める。
製餡会社が激減し県内で数社しかない状況に触れるが、市場や自社の強み弱みを踏まえた競争優位の説明は読み取れない。
手間と時間がかかっていた餡作りの課題と、機械化による作業改善、時間や労力に余力が生まれた点が書かれている。
1時間に何千個もの餡を包めるとあるが、付加価値や賃上げの目標値は書かれておらず実現可能性は判断できない。
社員数9名と記載があるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力についての記述は見当たらない。
自家製餡の味や風味の良さ、三重包餡でおいしい菓子が作れる点など顧客に選ばれる理由が示されている。
今後は自家製餡の菓子作りや地域素材の開発、インターネット販売に力を入れると書かれているが、スケジュールや課題解決方法は不明。
公開されている事例からは読み取れません。
自家製餡を作る菓子店は少ないと触れられ、同分野で味や風味にこだわる高付加価値化の方向が読み取れる。
県内で製餡会社が数社しかない状況が心配されると書かれ、地域の食文化維持への言及がうかがえる程度。
作業効率が格段に上がった、時間や労力に余力が生まれたとあるが、費用に対する効果を数値で示す記述はない。
三重包餡ができる自動包餡機の導入はあるが、デジタル技術や新ビジネスモデルでの地域貢献は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
地域の名産である佐伯のイチゴやマリンレモン、弥生のショウガを使った菓子開発が書かれ、地域資源を活かす方向が読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
自家製餡を使った付加価値のある安全でおいしい菓子作りを進め、地域の名産を使った新しい菓子を開発する。また、商圏外の遠方の人にもインターネットで販売できるよう取り組んでいく。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名