回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社鹿児島ミリングセンター
| 事業者名 | 株式会社鹿児島ミリングセンター |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 薩摩川内市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,精密加工,製造環境 |
| 従業員数 | 15人 |
| 資本金 | 100万円 |
| 設立 | 2009年 |
当社は鹿児島県内はもちろん、九州全土や全国の技工所・歯科医院からジルコニアフレームの注文を受けている。一つとして同じ症例はなく、臨機応変で丁寧な対応が求められている。そのため、ブレのないジルコニアフレームの製作と、従業員が時代の求める技術を習得し続けることが重要になっている。
抱えていた課題
やったこと
歯科用CAMシステムと専用ソフトウエアを導入し、ジルコニアフレームの製作体制を整えた。加工機imes-icore250iを導入して製造力を強化し、加工の時間短縮を図った。九州初となる機械を導入し、環境設備も整えた。付属品の研究開発を行い、九州の同業者向けに歯科製品の品質を高めて九州のブランド化を目指した。
| 加工機 | imes-icore250i |
|---|---|
| ソフト | 歯科用CAMシステム |
| ソフト | 専用ソフトウエア |
新しい製品・サービス:九州初の機械を活かし、顧客に向けて新製品のサービスを展開する計画である。
歯科用CAMシステムと専用ソフトウエアの導入により、ジルコニア一枚当たりの製作本数が大幅に向上し、再製率も減少した。一枚当たりの生産数量は倍以上となり、取引先や新規顧客の要望に応える体制が整った。製造環境の整備により、品質の向上と時間の短縮が可能になり、生産性が向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
ジルコニアフレームの注文を受けてきた既存事業が書かれ、過去の取組との連続性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
九州の同業者向けに品質を高め九州ブランド化を図る方針はあるが、市場動向と自社の強み・弱みの分析は書かれていない。
一枚当たりの製作本数の大幅向上、再製率の減少、生産数量が倍以上になった成果は書かれているが、課題認識は具体的でない。
生産数量が倍以上になったと記載があるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
従業員15名、新しい技術の習得に力を入れるとあるが、補助事業を遂行する体制の具体的な記述は薄い。
ジルコニアフレームの高品質・短納期を掲げ、顧客の要望に応える点は示されているが、ターゲットの裏付けは薄い。
今後の新技術習得や雇用拡大の方向性は示されるが、スケジュールや課題解決の方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
歯科用ジルコニアフレームの高付加価値化を図る記述はあるが、市場での普及度や高水準であることを示す数字はない。
九州初の機械導入や地域貢献、雇用拡大の目指す方向はうかがえるが、経済波及の具体的な効果は示されていない。
製作本数の大幅向上、再製率の減少、生産数量が倍以上になったと記載があるが、補助金額に対する費用対効果の数字はない。
歯科用CAMシステムと専用ソフトの導入で生産性を向上させたとあるが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
鹿児島・九州の技工所や歯科医院から受注し地域ブランド化を図るとあるが、地域経済への波及の定量的な記述はない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は新しい技術の習得に力を入れ、雇用の拡大や地域貢献ができる会社を目指している。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
多関節ロボットと次世代成型機を組み合わせ、インサート成型の全自動化や2材料成型などを実現した。
効果:加工時間 420s/サイクル→38.5s/サイクル
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日