画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
高千穂工業株式会社
| 事業者名 | 高千穂工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 薩摩川内市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 61人 |
| 資本金 | 7,500万円 |
| 設立 | 1961年 |
当社は主に自動車のスターターモーター用の整流子を製造・販売している。製造する整流子は主要部品も含めて社内で一貫製造しており、それに伴う金型や冷間引抜用ダイスなどの治具類も膨大な種類・数を製作していた。金型・治具類は十分な精度が必要で定期的な交換が求められるため、自動車向けに加え少量多品種品の製作も増え、既存のワイヤ放電加工機は常に稼働していた。
抱えていた課題
やったこと
製造工程の改善を図るため、高精度な加工のできる最新のリニアモータ搭載精密ワイヤ放電加工機を導入した。導入後も機械プログラム上の工程数・加工回数に変化はなかったが、加工精度が向上し加工時間も短縮できた。加工精度の向上により全体工程数が削減され、全体の製造時間も短縮された。
| 加工機 | リニアモータ搭載精密ワイヤ放電加工機 |
|---|
加工精度の向上と加工時間の短縮により、全体工程数と全体の製造時間が減少した。これにより、課題であった短納期化、安定供給、コストダウンを実現した。品質以外の面でもアピールできる体制が整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業60年・整流子専門で自動車用から少量多品種へ広げる流れが書かれ、事業の一貫性はうかがえるが経営戦略としての明確な位置付けは薄い。
社内一貫製造と納期対応に強みがあると書かれるが、市場動向との関係や競争優位の根拠は具体的に示されていない。
課題は加工時間と精度と明示され、精密ワイヤ放電加工機導入で短納期化・コストダウンにつながったと具体的に記載されている。
付加価値の増加や賃上げを示す目標値は書かれておらず、加工時間短縮の効果も数値なしでしか読み取れない。
創業60年の一貫製造体制や工場長・従業員61名の記載はあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の詳細は薄い。
少量多品種品への対応、高温高回転分野での採用など顧客ニーズは読み取れるが、ターゲットの定量的な裏付けは薄い。
今後の展開として少量多品種化と設備更新が書かれるのみで、スケジュールや課題解決の方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
整流子専門で他社が少ないと書かれるが、高水準の高付加価値化や高価格化を示す記述は見当たらない。
電気自動車シフトに伴う専業メーカーの減少や電動工具用需要の増加がうかがえるが、国が補助する積極的理由までは書かれていない。
短納期化やコストダウンの効果は書かれるが、補助金投入額に対する付加価値増加などの数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
電気自動車への移行や電動工具用モーター需要への対応がうかがえるが、日本経済の構造転換への寄与は明記されていない。
鹿児島県薩摩川内市の地域企業として地元企業と協力すると書かれ、地域性はあるが雇用や成長への効果は具体的でない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
少量多品種品を事業の柱に据え、更なる事業の発展を目指す。設備の更新を随時行いながら、既存アイテムの維持と新規アイテムの拡充に努める。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%