ものづくり補助金平成26年度製造業鹿児島県

生産装置軽量化のパネル大型化に対応したベルト研磨機導入による生産品目の拡大

株式会社藤田ワークス

この事例のポイント

  • 顧客の半導体製造装置やFPD製造装置の大型化に伴い、外装パネルも大型化している。
  • 立体製品の加工に対応するベルト研磨機(MEISTER2)を導入した。
  • ベルト研磨機の導入により、立体製品や2000mmまでの長尺製品の研磨仕上げが可能になり、加工できる製品の範囲が広がって生産品目が拡大した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社藤田ワークス
所在地鹿児島県 霧島市
業種金属製品製造業
技術分野精密加工
従業員数85人
資本金1,000万円
設立1990年

事業の背景

株式会社藤田ワークスは昭和20年に創業し、現社長の藤田幸二により精密板金事業へ転換し、板金加工に特化したものづくりを行ってきた。主な顧客は半導体製造装置やFPD製造装置の外装パネルを扱う企業である。顧客の生産装置の大型化に伴い外装パネルも大型化しており、従来の板厚やデザインでは重量が増えるため、軽量化への要求が強まっていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力顧客の半導体製造装置やFPD製造装置の大型化に伴い、外装パネルも大型化している。
  • 新製品・新技術従来のパネルデザインや板厚では重量が大きくなるため、ユーザーからパネルの大型化に対応した軽量化が求められている。
  • 品質・精度研削条件に関わる研削技術、研削対象製品の大型化への対応、製品のスポット溶接痕の最小化といった加工技術上の課題があった。

やったこと

立体製品の加工に対応するベルト研磨機(MEISTER2)を導入した。ベルトヘッドが回転し角度も変えられるため、製品の高さ制限がなくなり、製品を水平に置いて安定した状態で研磨仕上げができるようになった。長尺用のベルト研磨機(MEISTER11)は加工領域が2000mmとなり、2mまでの製品について面の均一な仕上げ加工が可能になった。これにより溶接痕の最小化、研磨ベルトの選定、研削研磨加工条件の確立ができた。

加工機ベルト研磨機(MEISTER2)
加工機ベルト研磨機(MEISTER11)

新しい製品・サービス:パネルの大型化に対応した軽量化製品と、立体製品および2m までの製品の研磨仕上げ加工

事業の効果

ベルト研磨機の導入により、立体製品や2000mmまでの長尺製品の研磨仕上げが可能になり、加工できる製品の範囲が広がって生産品目が拡大した。研削条件の確立と溶接痕の最小化により加工品質が向上した。既存顧客には今まで以上の価値提案を行えるようになり、新規顧客にはオンリーワン技術で競合と差別化して販路を開拓できる見込みである。

今後の展望

既存顧客に対して今まで以上の価値提案を行う。新規顧客に対しては、当社が提供するオンリーワン技術で競合他社との差別化を図り、販路開拓を進める。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。