吟醸酒の高品質化、安定生産を可能にする工程設計と試作開発
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
有限会社内山製作所
| 事業者名 | 有限会社内山製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 薩摩郡さつま町 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1990年 |
平成元年に個人で創業した、切削による部分加工の会社である。社員10名程度と小規模で、アルミ、ステンレス、鉄、鋳物、樹脂、特殊材などを、フライス、センバン、ワイヤー放電などで幅広く加工し、量産から多品種少量まで対応してきた。主力は計量器向けのロードセル部品の加工である。
抱えていた課題
やったこと
ロードセル起歪体の製造工程におけるマシニング加工技術の高度化のため、最新の5軸マシニングセンタを導入した。外部の協力機関の活用も図りながら取り組んだ。平成28年4月にものづくり補助金により5軸加工機を導入し、建屋を改築した。設備導入の結果、加工精度は平均±15μm以内となり、大幅な精度向上を達成した。段取り時間を含む加工時間も現状より約40%短縮した。
| 加工機 | 5軸マシニングセンタ |
|---|
5軸マシニングセンタの導入により、ワークの再取り付けが不要となり、取り付け位置の誤差と加工精度のばらつきが解消に向かった。加工精度は平均±15μm以内となり、大幅な精度向上を達成した。段取り時間を含む加工時間は現状より約40%短縮した。加工の高度化によりコスト削減と品質向上の効果も見込まれている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成元年創業の切削加工から第2工場増設、平成28年の5軸導入へと設備投資の流れが一貫しており、小物部品特化の方針も読み取れる。
同業他社では真似のできない小物部品加工と記載があるが、市場動向や販路の規模などの裏付けは示されていない。
3軸での手作業による再取付けが誤差とバラつきの原因と特定され、5軸導入で解決する方針が示されている。
加工精度は平均±15μm以内、段取り含む加工時間は約40%短縮と数値目標の実績があるが、付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
従業員14名で外部の協力機関を活用して取り組んだとあるが、人材育成や事務処理体制の具体的な記載は少ない。
量産と多品種少量の両方に対応し、オリジナル製品も製作するとあるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは具体的でない。
平成28年の5軸導入、平成29年の研磨機導入と建屋改築の順序は示されているが、今後の課題解決や中長期の計画は薄い。
資本金300万円の記載はあるが、財務状況や資金調達については公開されている事例からは読み取れません。
ロードセル起歪体の5軸加工で高精度化を図り、小物部品に特化する方針だが、分野全体での認知度や位置づけは示されていない。
地元の雇用と発展に尽くしたいという考えがうかがえるが、経済波及効果の数値や社会的インフラとしての根拠はない。
加工精度の向上と約40%の時間短縮という効果は示されているが、投資額に対する付加価値増加の数値は記載されていない。
最新の5軸マシニングセンタを導入し高精度加工を行うとあるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は読み取れない。
高精度な小物部品加工に特化する方向性がうかがえるが、日本経済の構造転換に関する記載はない。
日置・北薩エリアの地元で雇用と発展に尽くす意向が示されているが、雇用数の目標などの具体的な数字はない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
5軸加工機の特徴を活かした複雑加工により、同業他社では真似のできない小物部品加工に特化した製品づくりを進める。既存の販路に加えて新たな販路を開拓し、地元の雇用と発展に尽くしたいと考えている。
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件