吟醸酒の高品質化、安定生産を可能にする工程設計と試作開発
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
農業生産法人有限会社金城ミート
成果ウインナー製造頻度 1回/月→1回/月
| 事業者名 | 農業生産法人有限会社金城ミート |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県 今帰仁村 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 10人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 2006年 |
当社はもともと冷凍食品の卸売業を主体としてきた。地域の特産品で付加価値の高い商品を作るため、沖縄のブランド豚アグーに着目し、現在はその生産・販売を事業の柱のひとつとしている。
抱えていた課題
やったこと
熟成庫を導入して枝肉の熟成を進め、うまみを高めた。オゾン殺菌水生成装置で作ったオゾン水で枝肉を洗い、細菌の発生を抑えた。熟成庫内で枝肉を移動する台車とフックを導入し、生肉専用の高速スライサーも導入した。平成27年度事業ではウインナー製造専用の加工用機械一式を導入し、フレークアイス製氷器、1時間で36kgの材料が詰められるオートスタッファー、高速パンドソー、グラインダー、サイレントカッター、加熱殺菌と形状を整える昇降式リンカー、昇降式チラー、高感度金属検出器の8機械を導入した。エマルジョンタイプのウインナーを試作し、生産性と食味を評価した。
新しい製品・サービス:エマルジョンタイプのウインナー(細引きタイプやポキポキ食感のウインナーを含む)
熟成庫の導入で熟成効果が高まり、飲食店関係者から肉の味が良くなったと評価を得た。オゾン水の使用で肉の変色がなくなり賞味期限も伸びた。ウインナーは週一回の製造が可能になり、味や口当たり、ポキポキ食感も実現した。規格品が安定して作れるようになり、異物混入もなく安心安全な製品生産の目処がついた。
生産量を上げるため新しい豚舎を借りて2棟体制にし、1000頭の生産も視野に入れている。人材不足の改善として外国人雇用や高校新卒者の採用にも取り組む。大手デパートとの取引を念頭にHACCPの認証取得を目指し、海外輸出も考えている。
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
桑の外注加工部分を自社で行うため、ティーバッグ充填包装機を導入した。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分