ものづくり補助金平成26年度製造業沖縄県

沖縄フルーツ粕乳酸菌発酵配合飼料で生産したアグー精肉の加工商品化

農業生産法人有限会社金城ミート

成果ウインナー製造頻度 1回/月→1回/月

この事例のポイント

  • 沖縄のブランド豚アグーは純血種と交配種で食味が異なり、肥育飼料によっても味の違いが出る。
  • 熟成庫を導入して枝肉の熟成を進め、うまみを高めた。
  • ウインナー製造頻度 1回/月→1回/月。熟成庫の導入で熟成効果が高まり、飲食店関係者から肉の味が良くなったと評価を得た。

事業者のプロフィール

事業者名農業生産法人有限会社金城ミート
所在地沖縄県 今帰仁村
業種食料品製造業
技術分野製造環境
従業員数10人
資本金500万円
設立2006年

事業の背景

当社はもともと冷凍食品の卸売業を主体としてきた。地域の特産品で付加価値の高い商品を作るため、沖縄のブランド豚アグーに着目し、現在はその生産・販売を事業の柱のひとつとしている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度沖縄のブランド豚アグーは純血種と交配種で食味が異なり、肥育飼料によっても味の違いが出る。
  • 品質・精度生産性を上げるための薬物投与、特に抗生物質の飼料混入は耐性菌の問題があった。
  • 販路・情報発信アグー肉のうちウデやモモなどの比較的売れにくい部位をどう売り切るかが課題だった。
  • 人手・技能手作業によるウインナー製造では機械に入れられる量が1日18kgに限られていた。

やったこと

熟成庫を導入して枝肉の熟成を進め、うまみを高めた。オゾン殺菌水生成装置で作ったオゾン水で枝肉を洗い、細菌の発生を抑えた。熟成庫内で枝肉を移動する台車とフックを導入し、生肉専用の高速スライサーも導入した。平成27年度事業ではウインナー製造専用の加工用機械一式を導入し、フレークアイス製氷器、1時間で36kgの材料が詰められるオートスタッファー、高速パンドソー、グラインダー、サイレントカッター、加熱殺菌と形状を整える昇降式リンカー、昇降式チラー、高感度金属検出器の8機械を導入した。エマルジョンタイプのウインナーを試作し、生産性と食味を評価した。

  • その他熟成庫オゾン殺菌水生成装置台車・フック
  • 加工機生肉専用高速スライサー
  • その他フレークアイス製氷器
  • 加工機オートスタッファー高速パンドソーグラインダーサイレントカッター昇降式リンカー昇降式チラー
  • 検査測定高感度金属検出器

新しい製品・サービス:エマルジョンタイプのウインナー(細引きタイプやポキポキ食感のウインナーを含む)

事業の効果

  • ウインナー製造頻度 1回/月→1回/月

熟成庫の導入で熟成効果が高まり、飲食店関係者から肉の味が良くなったと評価を得た。オゾン水の使用で肉の変色がなくなり賞味期限も伸びた。ウインナーは週一回の製造が可能になり、味や口当たり、ポキポキ食感も実現した。規格品が安定して作れるようになり、異物混入もなく安心安全な製品生産の目処がついた。

今後の展望

生産量を上げるため新しい豚舎を借りて2棟体制にし、1000頭の生産も視野に入れている。人材不足の改善として外国人雇用や高校新卒者の採用にも取り組む。大手デパートとの取引を念頭にHACCPの認証取得を目指し、海外輸出も考えている。

  • 目標:手作業では機械に入れられる量が1日18kgが限度だったが、機械化で詰められる量が飛躍的に増える
  • 目標:肉の年間生産頭数 300頭/年→500頭/年

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。