ものづくり補助金平成26年度卸売業、小売業沖縄県

生産工程機械化による生産能力の向上および価格競争力強化

株式会社まるくに

成果生産量 1倍→4.5倍

この事例のポイント

  • 砂は袋詰めが人力のため、年々増加する顧客の需要に応えきれない限界があった。
  • 砂(海)・砂利用自動計量包装設備を導入した。
  • 生産量 1倍→4.5倍。機械化により製造のスピードが大きく向上し、1日2,000から3,000袋の袋詰めが可能になり、生産量は4.5倍から5倍…

事業者のプロフィール

事業者名株式会社まるくに
所在地沖縄県 名護市
業種建築材料、鉱物・金属材料等卸売業
技術分野製造環境
従業員数18人
資本金2,510万円
設立1980年

事業の背景

当社は砂やバラス、砕石と、それに付随する建築資材の販売を行っている。年々顧客が増加していた砂は袋詰めが人力であり、増える需要への対応に限界があった。販売袋数が1万袋を超えたところを機械化の時期と考えていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力砂は袋詰めが人力のため、年々増加する顧客の需要に応えきれない限界があった。
  • 人手・技能袋の重量が16kg、20kg、25kgなど顧客ごとに異なり、それに対応する従業員の業務負担が大きかった。
  • コスト・採算販売袋数が1万袋を超えたところで採算の面からも機械化が必要と考えていた。
  • 品質・精度人力での袋詰めは重量に若干の誤差が生じていた。

やったこと

砂(海)・砂利用自動計量包装設備を導入した。県内に一つしかない当社専用のオーダーメイド仕様で、砂は湿気を含み計量のたびに重量が変わる、袋詰め工程でつまりが生じるといった問題があったため、機械メーカーと何度も細かな打ち合わせと検証を重ねて改良した。袋詰めされた製品をパレットに積み上げるロボットパレタイザ設備も導入し、これまで人力で行っていた作業を機械化した。さらに、静電気を帯びて1枚ずつ剥がす手間があった袋を、メーカーと何度も試作を重ねて静電気防止の袋へ改良した。

事業の効果

  • 生産量 1倍→4.5倍

機械化により製造のスピードが大きく向上し、1日2,000から3,000袋の袋詰めが可能になり、生産量は4.5倍から5倍に増えた。人力では生じていた重量の誤差も解消し、顧客の個々のニーズに安定して対応できるようになった。袋詰めの作業と並行して別の業務も進められるようになり、従業員の負担軽減と生産性向上にもつながった。

今後の展望

機械化された生産ラインには余力があるため、今後は積極的な営業活動を展開し、生産可能量に見合う新規顧客の確保に努める。袋詰め砂製品の顧客が増えれば、セメントやブロックなど他の取り扱い建築関連資材の販売向上にもつながると期待している。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。