ものづくり補助金平成25年度卸売業、小売業宮崎県

プラズマ自動切断機の導入により多様化する畜産設備資材の発注に対応した受注増実現事業

株式会社新原産業

この事例のポイント

  • 手動切断では加工に時間がかかっていた。
  • 補助事業でプラズマ自動切断機を導入した。
  • プラズマ自動切断機の導入により、手動切断に比べて短い時間で高精度の加工ができるようになった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社新原産業
所在地宮崎県 三股町
業種その他の小売業
技術分野精密加工

事業の背景

株式会社新原産業は宮崎県北諸県郡三股町で、畜舎の設計・施工と畜舎設備の製造を手がけている。営業担当が農家を訪問して現場の様子や意見を聞き、そこで得たヒントを製品開発に生かしている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力手動切断では加工に時間がかかっていた。
  • 品質・精度手動切断では加工精度に限界があり、顧客からの細かなニーズに応えきれていなかった。

やったこと

補助事業でプラズマ自動切断機を導入した。以前の手動切断に比べ、短い時間で高精度の加工ができるようになった。新たな装置により、部品の多様な加工が可能になった。豚のエサ箱の製造にも取り組んでいる。

新しい製品・サービス:豚のエサ箱。年齢やエサの種類によって食べ口の高さを変えられるなど、きめ細やかな配慮を特徴とする。

事業の効果

プラズマ自動切断機の導入により、手動切断に比べて短い時間で高精度の加工ができるようになった。顧客からの細かなニーズに応えられるようになった。さまざまな部品をつくれるようになったことで、スタッフの士気が向上し、農家の省力化につながる製品のアイデアが次々と挙がるようになった。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.3 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性53%
  • これまでの取組との一貫性3

    部品工場から製品メーカーへ移行し、農家の手間を省く製品開発を進めるとあり、事業の方向性は読めるが過去取組との連続性は具体的でない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    農家を訪問して現場の声を拾い、豚のエサ箱など顧客ニーズに沿った製品を作るとあるが、競合との比較や強み数値は書かれていない。

  • 課題の認識と解決2

    今後の展望として工場のIT化・AI化や畜舎の自動清掃機開発が挙がるが、課題の認識と事業計画の具体性は乏しい。

事業の実現可能性48%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制2

    27歳から工場長として現場を任されてきたとあり、人材面の一端はうかがえるが、補助事業の遂行体制の記述は薄い。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    豚のエサ箱で年齢やエサの種類によって食べ口の高さを変えるなど、製品の特徴と農家ニーズとの対応が具体的に書かれている。

  • 事業化までの道筋2

    IT化・AI化を進めて自動清掃機を開発するという方向は示されるが、スケジュールや解決方法は書かれていない。

  • 財務と資金の調達3

    財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。

新市場性・高付加価値性40%
  • 新しさ・高付加価値2

    畜舎設備の製造で一般的な分野だが、高付加価値化や高価格化を図る記述は見当たらない。

公的補助の必要性40%
  • 波及効果・雇用2

    農家の手間を省く自動機械の開発を通じて農業の省力化に寄与する点がうかがえるが、波及効果の数値は書かれていない。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献3

    工場のIT化・AI化を進め、畜舎の自動清掃機を開発する方針が示され、デジタル活用による貢献が読み取れるが具体性は薄い。

政策面40%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及3

    宮崎の地元でものづくりに携わり地域を盛り上げたいという考えが述べられているが、雇用や成長の数値はない。

今後の展望

工場のさらなるIT化・AI化を進め、畜舎の自動清掃機など農家の手間を省く自動機械を開発していく予定。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。