塑性加工用材料切断機から省エネルギー洗浄装置への一貫ラインの試作開発
切断後の材料を連続して洗浄できるよう、高機能切断機と試作洗浄機を導入し、王崎工場に配備して実験を行った。
効果:洗浄良品率 60%→80%
沖縄鋳鉄工業株式会社
成果月間の廃棄砂量 10t→3t
| 事業者名 | 沖縄鋳鉄工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県 沖縄県中頭郡西原町 |
| 業種 | 鉄鋼業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス,製造環境 |
| 従業員数 | 40人 |
| 資本金 | 4,500万円 |
| 設立 | 1973年 |
沖縄県唯一の鋳物製造業者で、上下水道、電気、ガス、通信、給油所のガソリンタンクなどのマンホール鉄蓋を主に製造しており、県内マンホールの約9割のシェアを持つ。製造で使う鋳型砂は県内の管理型産業廃棄物処理施設で埋め立て管理しているが、将来的に保管スペースが限界を迎えることが懸念されていた。市場では中国を中心とする海外製品や県外製品が低価格でシェアを獲得しており、価格競争が激しくなっていた。
抱えていた課題
やったこと
鋳型砂の再利用を可能にする生型廃棄砂再生設備を導入した。工場のスペースに合わせて設備設計から依頼し、実際の設置は平成28年7月に行われた。設備は砂を集める集じん機、団子状の砂を砕く粉砕機、再生機の3台で構成される。まずは一部の製品から試作を始め、将来的には生型で製造する全製品へと対応を広げる計画である。
団子状の砂の発生が設備導入によって抑えられ、再生機で砂の粗さを均一にできるようになったことで、リサイクルしやすい砂を回収できるようになった。廃棄砂と新砂購入の費用が7割程減少し、製造コストの低下により県外製品に対する価格競争力も向上した。廃棄砂の処理に係る環境負荷も減少し、環境配慮にもつながった。
再生工程の体制がほぼ確立し、再生した砂を定量的に生産に再利用できるようになった。再生ごとに増す廃棄や購入のコストダウン効果を生かして価格競争力を強化し、県内外の新規案件を積極的に受注したいと考えている。再利用できない約3割の砂は土木資材やコンクリート原料へのリサイクルを試み始めており、廃棄砂の100%リサイクルを目指している。
切断後の材料を連続して洗浄できるよう、高機能切断機と試作洗浄機を導入し、王崎工場に配備して実験を行った。
効果:洗浄良品率 60%→80%
平成25年度補正中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新補助金により、コスト競争力に優れた新インサート成形ラインの開発と構築に…
効果:材料の所要量 100%→50%
設計からアフターケアに至る全行程の内容と進捗を全従業員が共有できるよう、生産管理システムを導入した。