ものづくり補助金平成26年度製造業沖縄県

既存商品の品質向上及び試作開発のための設備導入

この事例のポイント

  • 化粧品業界は競合が多く、高級ホテルや百貨店への導入には品質が厳しく求められていた。
  • 石けんおよび化粧品の製造を効率化するため、パズル充填機、真空包装機、卓上シーラー、セルフインカー、携振機、石鹸切断装置、石鹸型を導入した。
  • 製造設備の充実と効率化により、品質向上、作業負担や時間の軽減、製造コスト削減が可能となった。

事業者のプロフィール

所在地沖縄県 嘉手納町
業種その他の製造業
技術分野製造環境
従業員数4人
設立2010年

事業の背景

2008年に創業し、沖縄の天然素材を使ったハンドメイドの石けん・化粧品を製造している。県内外へ販路を広げる中で、競争が激しい化粧品業界では品質の安定が求められていた。地方の小企業が生き残るには、地元素材を生かして安定した品質の製品を提供することが不可欠だった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度化粧品業界は競合が多く、高級ホテルや百貨店への導入には品質が厳しく求められていた。
  • 生産能力量産体制が未整備だったため、OEM商品の開発依頼を断るケースが少なくなかった。
  • 人手・技能熟練作業者の経験と知識が機械化・数値化されておらず、経験の浅い作業者では同様の結果を得にくかった。

やったこと

石けんおよび化粧品の製造を効率化するため、パズル充填機、真空包装機、卓上シーラー、セルフインカー、携振機、石鹸切断装置、石鹸型を導入した。微生物検査やpH測定のため、pHメーター、クリーンベンチ、インキュベーター、分析天秤、品質管理検査キット一式も導入した。試作品の開発も行い、石けんの形状や重量、刻印の品質安定、エッセンシャルオイルのブレンドにおける充填品の品質安定、清浄度の確保を図った。

新しい製品・サービス:県内産ハーブの精油を用いたエッセンシャルオイルを今年秋頃に発売予定。

事業の効果

製造設備の充実と効率化により、品質向上、作業負担や時間の軽減、製造コスト削減が可能となった。これにより受注量が拡大し、生産性が向上した。OEM商品の製造体制も整い、今後の受注増も見込まれる。多品種小ロットの受注も可能になった。

今後の展望

導入機器を使った新製品の開発・製造を開始しており、県内中小ゲストハウスへのアメニティ販売やインバウンド観光客への販路拡大を図る。自社製品を使ったエステサロンの展開も予定している。養蜂業の規模拡大も視野に入れ、自家製はちみつを含めた展開を目指す。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。