新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
株式会社コスモス
| 事業者名 | 株式会社コスモス |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県 大崎市 |
| 業種 | 業務用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 17人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1990年 |
平成2年創業の同社は、カメラシャッターの組立から事業を始め、現在は業務用・医療用機械器具などの部品や取付具、付属品の加工を手がけている。クラス10のクリーンルームでの超純水を用いたハイクリーン洗浄を強みとし、この分野に特化した全国的にも競合の少ない企業である。一方、スマートフォンなどのカメラレンズ周辺部品の生産は海外が主流となっており、同社は医療機器部品などへの進出を検討していた。
抱えていた課題
やったこと
ものづくり補助金を活用し、オーバーフロー方式の超純水水共振洗浄装置を構成する12の機器を導入した。超音波の力で超純水中の気泡を除去し、微細なゴミを含んだ水を洗浄層から流し出す独自技術を確立した。この装置により従来は不可能だった5ミクロンの洗浄規格への対応が可能になり、洗浄時間も大幅に短縮された。トレーの洗浄も考慮してA3サイズまで対応できる装置とし、テストでも良好な結果を得た。
| その他 | 超純水水共振洗浄装置(12の機器で構成) |
|---|
新しい製品・サービス:超純水水共振洗浄装置による5ミクロン対応の洗浄技術
超純水水共振洗浄装置の導入により、従来装置では不可能だった5ミクロンの洗浄規格に対応できるようになった。洗浄時間も大幅に短縮された。また、医療機器部品や内視鏡部品の洗浄への展開が可能になり、新たな分野での受注拡大が見込まれる。導入した装置を知った顧客からの紹介も増えてきている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成2年創業でカメラ部品からの事業展開や、クリーンルーム洗浄を強みとする経緯は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
超純水水共振洗浄の独自技術と、国内に競合が極めて少ない点が強みとして具体的に書かれている。
既存設備では高清浄度の要求に応えられないという課題を認識し、5ミクロン対応の新洗浄技術を開発したと具体的に書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
医療機器部品や内視鏡部品の洗浄を対象とし、高清浄度が求められる顧客ニーズへの対応が具体的に書かれている。
トレー専用の自動洗浄システム構築を考えているが、スケジュールや解決方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
超純水を用いたハイクリーン洗浄に特化し、競合が全国的に極めて少ないと書かれている。認知度は低いとも述べられている。
医療機器部品の国内生産への貢献や雇用創出がわずかにうかがえるが、国が補助する理由までは書かれていない。
洗浄時間の大幅短縮や単価引き下げへの言及はあるが、費用対効果を示す数字は書かれていない。
自動洗浄システムの構築や水の研究によるイノベーションがわずかにうかがえるが、サプライチェーンへの貢献は書かれていない。
医療機器部品への進出による成長分野への転換がわずかにうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
大崎市鹿島台を拠点とする地域企業であることはわかるが、地域の特性を活かした付加価値創出は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後はA2サイズの洗浄対応を検討し、大型部品や成形品洗浄への営業展開も視野に入れている。トレー専用の自動洗浄システムの構築も計画している。また、展示会への出展を通じて洗浄技術の認知度向上を図る。
今まで以上にお客様のニーズに対応していきたいですね。
公式の事例集より(原文のまま)
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。