自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
有限会社メカ工業
| 事業者名 | 有限会社メカ工業 |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県 |
| 業種 | 非鉄金属製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 設立 | 1973年 |
有限会社メカ工業は1973年に電線設備の製造会社として設立され、その後エナメル線の製造を経て、1983年から極細錫メッキ銅線の製造・販売へ転換した。2つ折りノートPCや携帯電話が爆発的に普及すると、ヒンジ部の同軸ケーブルに使う極細線の需要が急増し、事業は大幅に拡大した。近年は医療用プローブケーブルやロボット用ケーブルなどを主力に製造している。
抱えていた課題
やったこと
素材に錫入り銅合金を採用し、独自加工を施すことで直径0.02ミリの極細線の製造を可能にした。錫メッキにこだわり、環境やコストに優しい錫メッキ線での解決を目指した。試行錯誤の末、微小なテンションで極細線をボビンに巻き付ける技術と設備を構築し、直径0.02ミリ極細線の量産化を実現した。補助事業を活用して、同社オリジナルの極細メッキ線巻き取り機を開発・導入した。
| 加工機 | 同社オリジナルの極細メッキ線巻き取り機 |
|---|
新しい製品・サービス:直径0.02ミリの極細錫メッキ線
直径0.02ミリの極細線の量産化が実現し、超音波診断装置に採用されて増産体制に入った。リール量も当初から増やされ、ユーザーの要望に応えられるようになった。極細線は様々な産業分野の先端機器を支えることが期待される。技術を活かして人びとの快適な暮らしに貢献していく方針である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1973年の電線設備製造からエナメル線、1983年の極細錫メッキ銅線への転換、医療用ケーブルへの展開まで一貫した技術の延長線上にある。
商社経験から得た強みに加え、錫メッキ採用による環境・コスト面の優位や錫カスの少なさ、濡れ性による接続信頼性を挙げている。
直径0.02ミリで断線や巻き崩れが起きる課題を明示し、錫入り銅合金の採用と新規巻取り機の導入で解決する方針を示している。
増産体制に入ったと書かれているが、付加価値額や賃上げに関する数値目標は公開されている事例からは読み取れません。
代表取締役の存在と補助事業を活用した点はあるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的な記述はない。
超音波診断装置への採用や医療用プローブケーブルへの需要など顧客と用途が具体的で、錫メッキを選ぶ理由も述べられている。
断線対策や巻取り機開発という解決方法は示されているが、スケジュールや中長期の検証過程は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
髪の毛の4分の1にあたる直径0.02ミリの極細線を量産化したと書かれ、同分野で高水準の技術を持つことがうかがえる。
医療機器や先端機器を支えると述べられているが、雇用創出や波及効果の数値は書かれていない。
リール量を当初より増やした点はあるが、補助金に対する付加価値増加や費用対効果の数値は示されていない。
先端機器や医療機器の分野に貢献すると述べられているが、デジタル技術や新しいビジネスモデルへの言及は乏しい。
医療やロボット分野など様々な産業分野へ進出していると書かれているが、構造転換への位置づけは明確でない。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
極細線は様々な産業分野へ進出し、先端機器を支えていく見通しである。
この細さになると強度が持たずに断線したり、線が硬くなってしまいます。軽量化としなやかさを両立させるには強度と屈曲性、可とう性のすべてを向上させる必要があります
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
カップ投入機を導入し、手作業で行っていた具材の充填から空になったカップの回収までの一連の工程を自動化した。
効果:作業員数 5名→2名
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分