ものづくり補助金平成27年度製造業秋田県

超高精度高速微細加工機の導入による金型製品・部品加工の精度・品質・生産性の向上

ダイワ工業株式会社

成果実加工精度 5μm→1μm

この事例のポイント

  • 納入先から求められる精度が年々高度化し、既存設備では対応できない要求品が発生していた。
  • 超高精度高速微細加工機(磯々産業社製、AndroidIL)を導入した。
  • 実加工精度 5μm→1μm。導入設備により、これまで放電加工に頼っていた複雑形状の部品を直彫りできるようになり、電極・放電・磨き仕上げの時間が不要…

事業者のプロフィール

事業者名ダイワ工業株式会社
所在地秋田県 秋田市
業種金属製品製造業
技術分野機械制御,情報処理,精密加工,測定計測
従業員数173人
資本金8,000万円
設立1969年

事業の背景

同社は昭和44年創業で、金型製品・金型部品の加工を手がけ、長年の金型製造技術とノウハウを蓄積してきた。粉末冶金金型の分野では国内有数の技術力を持つ。納入先である粉末冶金製品の代表的メーカーなどからは、単位の精度に加え小型化・納期短縮・低コストへの要求が年々高まっていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度納入先から求められる精度が年々高度化し、既存設備では対応できない要求品が発生していた。
  • 新製品・新技術小型化・納期短縮・低コストなどの高度化する要求に応えるため、より高精度・高速な微細加工機が必要だった。

やったこと

超高精度高速微細加工機(磯々産業社製、AndroidIL)を導入した。同社の金型製造技術とノウハウを融合し、高品質化、低コスト化、短納期化の3つの課題解決に向けて実証試験を繰り返した。これまで全て放電加工に頼っていた複雑形状の部品を直彫りできるようにし、電極・放電・磨き仕上げの工程を不要にした。

  • 加工機超高精度高速微細加工機磯々産業社製、AndroidIL

事業の効果

  • 実加工精度 5μm→1μm
  • 切削加工でそれまでの設備に比べ20%程度のコスト削減効果が現れた。
  • 補助金申請時期(平成28年7月)から平成30年3月末現在で15名の増員となった。

導入設備により、これまで放電加工に頼っていた複雑形状の部品を直彫りできるようになり、電極・放電・磨き仕上げの時間が不要になった。品質も向上した。加工面の鏡面仕上げにより研磨不要で金型を製作できるようになった。切削加工では約20%のコスト削減が実現し、加工方法の改善と加工時間の短縮によるコスト削減により売上増にもつながった。雇用も15名増えた。

今後の展望

金型製造技術のさらなる高品質化に向け、材質別加工品での工具消耗による寸法変化、加工速度と加工面精度の追従、コーナー部の高品質化を目指している。

事業者の声

当社は設計から完成品まで一貫して製造することのできる企業として、加工技術の確立を目指しています。「製品は部品の品質を超えられない、部品は金型の品質を超えられない」と言われるように金型はものづくりの「縁の下の力持ち」として支える存在です。

公式の事例集より(原文のまま)

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出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成27年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。