自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社安藤醸造
成果作業時間 100%→25%
| 事業者名 | 株式会社安藤醸造 |
|---|---|
| 所在地 | 秋田県 仙北市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1950年 |
当社で最も売り上げをあげる主力商品に成長した「しろだし」は、自社製醤油と自社製の岩魚の魚醤油を主原料とする加工調味料である。販売は自社の販売店が中心だったが、現在は空港や大手商業施設での卸売販売も行われている。主力商品であるにもかかわらず、加熱工程のボトルネックにより生産量が増えにくい状況だった。
抱えていた課題
やったこと
プレート式熱交換器の加熱部分に予熱部を設け、冷却部分に予冷部を設けた。加えて加熱・冷却の機構と形状を改善し、液の滞留を無くしたことで、しろだし液がプレート内にとどまる時間を減らし、製造工程での2回の加熱時間を短縮した。自動制御バルブシステムを採用し、装置内洗浄で使用した熱水を完全排出できるようにした。これにより薬液洗浄時の薬液を一気に排出でき、清浄後のしろだしとの混合液が減った。
加熱部分の予熱部と冷却部分の予冷部、加熱・冷却機構の改善により、加熱時間が短縮され、褐変・風味の減退・焦げ臭の発生が抑制されて品質が向上した。自動制御バルブシステムの採用により洗浄工程の時間が短縮され、製品ロスも削減された。バルブ開閉の自動制御化により手動での微調整が不要となり、作業者が常に機械についている必要がなくなった。他の作業との兼任が可能になり、より効率的な生産計画が立てられるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
主力商品「しろだし」の生産量増加が課題と明記され、事業計画は既存商品の生産性改善に位置付けられるが、過去の取組との関係や経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
空港や大手商業施設での卸売、各地での販売会など販路拡大に触れ、岩魚の魚醤を使う旨味の優位性も記載されている。ただし市場動向の分析や競合との比較は示されていない。
加熱工程が褐変・風味減退・焦げ臭で生産量増加に追いつかないという課題が明示され、予熱部・予冷部の設置で加熱時間を短縮し、効果を具体的に説明している。
加熱時間短縮や品質向上の目標はあるが、付加価値額や賃上げの数値目標は書かれておらず、実現可能性の根拠も示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
岩魚の魚醤を使う上品な旨味という優位性と、無添加・天然醸造の特徴が書かれているが、ターゲット顧客の明確な整理は見られない。
自動制御バルブの採用や洗浄工程の時間短縮など具体的な改善策はあるが、スケジュールや中長期の検証方法は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
無添加・天然醸造の伝統的な醤油系加工調味料で、同分野で高水準の品質を目指す点はうかがえるが、高付加価値化や高価格化の数値は示されていない。
海外輸出対応や増産体制の確立に触れるが、地域経済波及や雇用創出など国が補助する積極的理由は書かれていない。
作業時間は1/4、製品ロスは1/2に削減と数値で示され、費用対効果を読み取れる。ただし補助金額との対比は書かれていない。
自動制御バルブの採用はあるが、先端デジタル技術や新ビジネスモデルでサプライチェーンに貢献する内容は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
秋田県仙北市角館町の伝統的な醸造業者であることは読み取れるが、地域経済の牽引や雇用創出の具体的な記述は薄い。
今後も販路を拡大していく予定である。主力商品のしろだしは、岩魚の魚醤油を使うことで引き出される上品な旨味が特徴であり、生産性と品質の向上が重要と考えている。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
当社特注仕様の最新鋭機種である大型マシニングセンターMM2000を導入した。
効果:試作品の加工時間 320分→260分
本事業でシーツローラー乾燥機(アイロナー)を導入した。
効果:乾燥時間 1,440分→15分