回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
伊之助製?株式会社
成果生産能力(そうめん等) 20袋/時間→21.2袋/時間
| 事業者名 | 伊之助製?株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 佐賀県 神埼市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 情報処理,製造環境 |
| 従業員数 | 36人 |
| 資本金 | 3,200万円 |
| 設立 | 1977年 |
麺類は原材料の調合によって種類が決まるが、麺の味覚・風味・コシ・賞味期限は、麺帯化工程の混練・熟成の方法と乾燥工程の温度・湿度管理の精度によって大きく左右される。当社は受注増加に備え、製造工程における品質向上と生産性向上に取り組む必要があった。現有の製麺設備では販売市場の拡大に対応できていなかった。
抱えていた課題
やったこと
工場内レイアウトの見直しを実行した。続いて製品品質の向上と生産能力の向上のため、設備機械の選定を行った。麺帯化工程に関しては複合機を、乾燥工程に関してはPLC(Programmable Logic Controller)と除湿機を導入した。PLCにより乾燥工程の温度・湿度を自動で制御できるようになり、外部と遮断された各乾燥室に除湿機を導入した。既存設備との相性を考慮して機械メーカーと一緒に仕様を設定し、試作製品の製作から生産性の向上や品質の均一化を確認した。
| 加工機 | 複合機 |
|---|---|
| その他 | PLC(Programmable Logic Controller) |
| その他 | 除湿機 |
生産能力が向上し、乾燥時間の短縮により製造工程で約5.0%の時間短縮につながった。乾燥室を機械で管理できるようになったことで製品の乾燥ムラが減り、製品のロスが低減した。安定した温度・湿度管理により品質の均一化が図られ、生産性の向上につながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存製麺設備の能力限界と販売市場拡大への対応不足が課題とされ、製麺事業の延長として設備導入が位置付けられている。
賞味期限が一般的な乾麺より長くできることが最大の強みと記載されるが、市場動向との比較データは示されていない。
乾燥室の温度・湿度管理不足と能力の不足を課題と明示し、複合機・PLC・除湿機の導入で解決する計画が示されている。
生産能力が1時間20.0袋から21.2袋へ、製造時間が36時間から34時間へ、乾燥時間が505分から480分へと数値で示されている。
従業員36人の記載はあるが、事業遂行体制や事務処理能力について具体的な記述は読み取れない。
味覚・風味・コシを機械めんで再現できる点と海外市場での評価が良好と書かれ、選ばれる理由は一定程度読み取れる。
機械メーカーと仕様を設定し試作から確認まで進めたと記載され、遂行方法は読み取れるが中長期の検証は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
乾麺の中で賞味期限を長くできる点は強みとされるが、高付加価値化の水準や普及度の比較は示されていない。
海外市場への販売増加の可能性に触れるが、波及効果や雇用創出についての数値や記述はわずかにうかがえる程度。
同じ生産要素で生産性が5%向上し、製造時間が2時間短縮されたと具体的な数値で費用対効果の一端が示されている。
PLCによる温度・湿度の自動制御は導入されるが、地域やサプライチェーン全体への貢献の記述は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
佐賀県神埼市の地域企業であることは示されるが、地域の特性を活かした雇用や成長への言及は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
同じ生産要素の投入で生産性が5%向上し、乾燥設備の導入で品質の均一化が図られたことから、消費者が麺類に求める高品質や安全性を満たせると思われる。現在取引している海外市場での製品評価は良好で、生産性の向上により海外市場向けの販売を増加させることも可能と思われる。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%