回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社ソーカ
成果受注量 250t→350t
| 事業者名 | 株式会社ソーカ |
|---|---|
| 所在地 | 山形県 天童市 |
| 業種 | 鉄鋼業 |
| 技術分野 | 立体造形 |
| 従業員数 | 68人 |
| 資本金 | 1,700万円 |
| 設立 | 1960年 |
当社は複雑な内部流路を持つバルブなどの鋳鉄製品の製造を得意とし、生産力向上のために設備投資にも積極的に取り組んできた。その取り組みが評価され、某メーカーからフォークリフト用メインバルブの引き合いがあった。総重量の仕様は現状の設備で対応できたが、仕上げを手作業で行うと処理数に問題が出る見込みだった。
抱えていた課題
やったこと
仕上げ専用機(バリンダー)を導入し、ダイヤホールを用いたNC制御によるバリ取りの自動削り機として運用することを計画・実施した。これにより、手作業よりかなり速く仕上げ作業ができるようになった。手動と比べて1個あたり22〜39秒の削り時間が短縮された。
| 加工機 | バリンダー(NC制御によるバリ取り自動削り機) |
|---|
新しい製品・サービス:フォークリフト用メインバルブ(新規バルブ)
機械導入により手作業時のような仕上げ時間のムラがなくなり、形状・寸法が一律に安定して仕上げによる不良が激減した。作業者の負担が軽減され、高齢者や女性でも担当できるようになり、仕上げと検査が同時にでき能率化された。従来の約半分の時間で仕上げられるようになり納期遅れが解消し、年間約1,200t以上の生産量増加と受注量の拡大につながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
鋳鉄バルブの製造を得意分野とし設備投資に積極的だったと書かれるが、過去の取組との一貫した経営戦略としての位置付けは記述が薄い。
某メーカーからフォークリフト用メインバルブの引き合いがあり、仕上げ工程がネックと認識された点は外部環境と強みの関係が読み取れる。
手作業では処理数が問題と課題を特定し、1個あたり22〜39秒短縮、年間約1,200t増産という数字で解決効果が示されている。
月18,000個から40,000個への拡大目標と、受注量250tから350tへの増加実績が示され、目標の実現性が読み取れる。
従業員68名や一貫生産体制は書かれるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的記述は少ない。
高精度化と納期遵守、受注増の記述はあるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けの整理は限定的に読み取れる。
今後の展望として複雑形状部品への取組や販路拡大が述べられるが、遂行方法やスケジュールの記載は不明確。
公開されている事例からは読み取れません。
鋳鉄製品の仕上げ工程の自動化は一般的な分野ではないが、高付加価値化や高価格化を示す記述は薄い。
地域企業(天童市)としての雇用や取引先への波及は示唆されるが、国が補助する積極的理由の記述は少ない。
約1,200t増産、不良の激減、従来の約半分の時間で仕上げという具体的な効果が費用対効果を示唆する。
NC制御による自動削り機の導入は示されるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献としての記述は限定的。
公開されている事例からは読み取れません。
山形県天童市の鋳造企業で、高齢者や女性も担当できる雇用面の記述があり、地域の雇用への寄与がうかがえる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
新規バルブは生産を拡大しつつあり、実績を積んでバルブ部品の受注を増やし、販路も広げている。今後は複雑形状のバルブ部品の生産にも取り組み、鋳鉄製品のシェアを伸ばしていく考えである。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
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