CAD/CAM導入による歯科技工物の精度の向上とデジタル化への準備
CAD/CAMを導入し、補綴物の製作工程を手作業中心からデジタル化した。
成果適合作業・カラーリングから仕上げまでの時間 100%→70%
| 所在地 | 福島県 福島県西白河郡中島村 |
|---|---|
| 業種 | 医療業 |
| 技術分野 | 精密加工,立体造形 |
| 従業員数 | 3人 |
| 設立 | 1991年 |
当ラボは新素材ジルコニアを用いた歯冠の設計・加工オーダーを受けている。ジルコニアは生体との親和性が高く、強くて軽く自然な白さが評価されている。歯科医療・技工の分野ではデジタル化が顕著に進み、初期治療から3DやCAD/CAM技術を活用する流れがある。
抱えていた課題
やったこと
加工用のCAM機として、CAMソフトを含むミリングマシンCAD/CAMを導入した。ジルコニア用の高温焼結機も導入し、両者が連動して一貫作業ができる体制を整えた。ジルコニアを削るドリルの太さ・設定速度・摩耗の程度をラボ内で一括管理できるようにした。焼結は1200~1600℃で行い、素材の種類と焼結機の特徴を歯科技工士が把握して調整する。焼結時の体積や温度差を症例ごとに考慮し、変形を防ぐ。
| 加工機 | ミリングマシン CAD/CAM(CAMソフトを含む) |
|---|---|
| その他 | ジルコニア用高温焼結機 |
CAM加工と高温焼結の内製化により、切削加工精度が0.1mm以下で安定して得られるようになった。適合作業や仕上げまでの時間が従来より大きく短縮され、作業の効率が上がった。ワンストップで一貫作業ができるため、コスト削減効果も表れている。これらの強みを活かし、ネット受注の増加につなげている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存のCAM微調整機能や高温焼結技術の欠如を課題とし、CAD/CAM導入を受注拡大の方向に位置付けているが、過去の取組との連続性は書かれていない。
ジルコニアの審美性や強さ、インターネット受注増を強みとして挙げるが、市場や競合との比較データは示されていない。
手作業に時間を要する課題を認識し、CAM機と高温焼結機の導入で一貫作業を整え、適合・仕上げ時間が従来の約70%に短縮されたと書かれている。
適合作業や仕上げ時間が従来の約70%に短縮、0.1mm以下の切削精度が安定的に可能と数字で示されている。賃上げ目標の記載はない。
従業員数3人と記載があるのみで、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的な記述は読み取れない。
ジルコニアの白さや強度、審美性を強みとし、臨床現場へ薦める説得力や白い歯を望む患者の増加という市場性が書かれている。
ワンストップ体制の整備や内製化を通じたコスト削減効果に触れているが、中長期の検証やスケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
ジルコニア歯冠修復の高付加価値化を図り、白さの評価や短納期での安定供給を強みとしている。普及度の数値は示されていない。
歯科医療のQOL向上への貢献や地域の歯科医療への貢献に触れるが、波及効果や雇用創出の規模は具体的に書かれていない。
コスト削減効果が表れていると書かれ、工程時間の短縮も示されているが、投資額に対する費用対効果の数値は示されていない。
CAD/CAMや3Dスキャナーを用いたデータ共有で歯科医院と連携し、アナログ材料を減らす取組が書かれているが、地域やサプライチェーン全体への貢献の記述は薄い。
デジタル化の進展に触れるが、日本経済の構造転換に資するという記述は具体的に読み取れない。
地域の歯科医療への貢献や福島県の事業所であることが書かれているが、地域経済の成長を牽引する具体的な効果は示されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
CAD/CAMを導入し、補綴物の製作工程を手作業中心からデジタル化した。
CAD/CAMシステムの中から生産性、品質、将来性のあるものを選定して設置した。
効果:製造工程時間 5時間→2時間
歯牙模型を最新型スキャナーで読み込み、そのデータをCADに取り込んでいる。
効果:ジルコニア補綴物の加工時間 180分→30分