海面養殖漁業者向けのアルミ小型漁船の実用化開発
3次元設計CADを導入し、疑似曲面(多面体)による設計の簡易化とスピーディな設計対応を実証するため、試作船を建造した。
有限会社白虎食品
| 事業者名 | 有限会社白虎食品 |
|---|---|
| 所在地 | 福島県 会津若松市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 700万円 |
| 設立 | 1981年 |
当社は会津の素材を生かしたカット野菜の製造やドライ真空加工を行う食品加工会社である。年々市場が拡大している中食産業をメインターゲットにする一次加工食品メーカーで、小売向けの最終商品も製造している。会津地域には当社以外に一次加工食品メーカーがなく、ほぼ市場を独占していた。近年は大手メーカーがカット野菜やドライ真空加工に進出し始めている。
抱えていた課題
やったこと
会津小菊南瓜、オタネニンジン、茎立、サツマイモ(干しイモ)を素材に超微粒子パウダーを試作・開発した。乾燥が不完全だと粉砕時に水分で粒子が粗くなったり均一化されなかったりするため、いずれの野菜もスライサーで2mm角にカットしてから乾燥させた。通常の商品は70μm~300μm程度の粗粉が主流だが、茎立、会津小菊南瓜、サツマイモ(干しイモ)は30μm、オタネニンジンは20μmに設定して粉砕し、超微粒子の試作品を完成させた。20μmの超微粉砕が可能な粉砕機と根菜皮むき機を導入して活用した。完成した試作品4点は、地元大手菓子店の商品開発担当者、ホテルのレストランのシェフ2名、大手スーパーのバイヤーが試食評価し、4点すべてが「商品化可能」と評価された。
| 加工機 | 超微粉砕が可能な粉砕機(20μm) |
|---|---|
| 加工機 | 根菜皮むき機 |
新しい製品・サービス:会津伝統野菜を素材にした超微粒子パウダー(会津小菊南瓜、オタネニンジン、茎立、サツマイモ(干しイモ)など)
試作した超微粒子パウダー4点すべてが試食評価で「商品化可能」と評価された。これを受けて20μm~30μmの超微粒子パウダー野菜・果物の商品化に向けた事業を継続し、粉末の委託加工および自社商品の展開を行う体制を構築した。既存のカット・乾燥技術に粉砕加工技術が加わったことで、野菜や果物の一次加工内容をほぼ網羅でき、総合一次加工メーカーとして市場拡大を図る体制が整った。試作したサツマイモ(干しイモ)パウダーは、生の状態と比べタンパク質や脂質などすべての栄養素で高い上昇率が認められ、少量でも栄養を摂取できるため新規顧客の獲得も期待される。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存のカット野菜・ドライ真空加工の延長として粉砕加工に進出した流れは読めるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
会津地域で同業他社がほぼなく市場を独占している状況、大手メーカーの参入に対する優位性維持の必要性が具体的に書かれている。
既存顧客の売上拡大と新規顧客層へのアプローチという課題を示し、超微粒子パウダーの商品化に向けた事業継続が書かれている。
付加価値額や賃上げの数値目標は書かれておらず、粒度20μmや4点中4点の商品化評価がうかがえる程度。
委託加工および自社商品展開の体制を構築したとあり、HACCP対応工場や生産設備の活用は読めるが人材面の記述は薄い。
介護食・病院食・離乳食など市場拡大分野、4点すべてで商品化可能との試食評価など、ターゲットと需要の裏付けが具体的。
今後の商品開発や海外販売促進の計画は触れられているが、スケジュールや課題解決の方法は具体性が薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
超微粒子パウダー(20~30μm)は通常の70~300μm粗粉と比べ高付加価値化を図るものとして具体的に示されている。
地元会津の農業振興や雇用への貢献、JAグループとの連携に触れるが、国が補助する積極的理由としては具体性が薄い。
既存の設備とノウハウを活用し費用を抑えて高い投資効果が得られるとあるが、補助金額に対する数値の記載はない。
粉砕技術の導入による新商品開発は読めるが、先端デジタル技術や新ビジネスモデルの記述はほぼない。
介護食・健康食品など成長分野への進出がうかがえるが、日本経済の構造転換との関連は書かれていない。
会津の伝統野菜を活かし、地元生産者や農業高校と協力して地域の農業振興に貢献する事業であることが具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
地元生産者と協力し、会津産の野菜や果物を使った通年で販売できる付加価値の高い商品づくりを進めていく予定である。JAグループと協力して県産果物を加工し、海外での販売促進につなげる計画も進行中である。
3次元設計CADを導入し、疑似曲面(多面体)による設計の簡易化とスピーディな設計対応を実証するため、試作船を建造した。
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