ペン型Bluetoothオシロ‐スマホを表示機として使用するオシロスコープの試作開発
携行できるペン型端末のソフトウェア開発、筐体、基板、データを表示するスマートフォン・タブレットのアプリケーション開発を実施した。
大和化成株式会社
| 事業者名 | 大和化成株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 堺市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | プラスチック成形加工 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1954年 |
同社は1954年に包装用プラスチックの卸売で創業し、1979年に電池事業へ参入した。小型角電池用ガスケットを世界で初めて製品化し、現在は電池用ガスケットの専業メーカーとして大型リチウムイオン電池用ガスケットでも高い市場シェアを持つ。電気自動車の普及や電池の高性能化が進み、低炭素社会の実現に向けて需要の拡大が見込まれている。
抱えていた課題
やったこと
補助事業では、車載向けの大型リチウムイオン電池用ガスケットのメンテナンスフリー・ハイサイクル金型の試作開発を行った。試作から量産へと段階を移行し、量産化とそれに伴う低価格化に取り組んだ。製品原価の低減によって、さらなるリチウムイオン電池の普及への貢献を目指した。
新しい製品・サービス:車載向け大型リチウムイオン電池用ガスケットのメンテナンスフリー・ハイサイクル金型
試作から量産への移行により電気自動車向けの出荷数量が伸びており、大手自動車メーカーが発表する電気自動車にも同社のガスケットが使われて実績が上がっている。製品原価の低減により価格を下げ、リチウムイオン電池の普及に貢献することを目指している。今後はガスケット以外の機能部品や他業界での用途開拓も進める方針だ。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1979年の電池事業参入や2001年からの大型電池開発など過去の取組の流れは読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
リチウムイオン電池用ガスケットで世界唯一の専業メーカーとしてシェアNo.1、年間約1億2千万個出荷の実績があり、強みは具体的。
電気自動車向け量産化と低価格化に取り組むと書かれ、課題と方向性は読めるが、具体的な計画や数値目標は薄い。
製品原価低減や需要拡大の見込みは書かれるが、高付加価値創出や賃上げの目標値は示されていない。
社員20人で2009年以来の補助事業を遂行してきた経緯は読めるが、補助事業を遂行する体制の具体的記述は少ない。
大型リチウムイオン電池向けガスケットの用途、低価格化ニーズ、大手自動車メーカーへの採用実績が具体的に書かれている。
今後の生産効率化や他業界への用途開拓という方向性はあるが、スケジュールや課題解決方法は示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
小型角電池用ガスケットを世界で初めて製品化し、世界で唯一の電池用ガスケット専業メーカーとして高シェアを維持している。
低炭素社会実現や電気自動車普及に貢献する国の政策分野で、経済産業省の支援を受けたとの記述がある。
補助金額や付加価値増加の数値は示されておらず、費用対効果は判断できない。
超精密射出成形やハイサイクル金型の活用はうかがえるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は具体的でない。
電気自動車向け大型リチウムイオン電池の需要拡大という成長分野への進出が、低炭素社会の実現と結び付けて具体的に書かれている。
堺市での立地は読めるが、地域の特性を活かした雇用創出や地域経済への波及は書かれていない。
電気自動車向けをはじめとするリチウムイオン電池の需要は今後も拡大し、受注量の増加も見込まれる。世界で唯一の電池用ガスケット専業メーカーとして新たな活路を見出していくとしている。
精神によって、極めて高い品質が求められる電池用ガスケットの世界で唯一のメーカーとして信頼を築いてまいりました。
公式の事例集より(原文のまま)
携行できるペン型端末のソフトウェア開発、筐体、基板、データを表示するスマートフォン・タブレットのアプリケーション開発を実施した。
ものづくり補助金により、チップレベルTSV電極形成加工技術の実用化検証に必要な直接人件費と外注加工費の補助を受けた。
効果:試作開発コスト 3,000万円→500万円
超高圧クーラント装置付きCNC旋盤機を導入し、チタンや耐熱合金など難削材を用いたゆるみ止め締結部材の加工技術を開発した。
効果:目標値での単価の試作開発に成功した。