呼吸サイクルリアルタイムモニタリングによる高精度同調&高節約型デマンドバルブの開発
医師、患者、医療機器販売業者から既存機器の課題や改良点を聞き取り、その内容をもとに開発仕様を作成した。
有限会社藤川樹脂
| 事業者名 | 有限会社藤川樹脂 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 堺市美原区 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | プラスチック成形加工 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 1982年 |
1982年の創業以来、射出成形事業を主力とし、フィルムメーカー向けの出荷時プロテクターの製造を請け負ってきた。設備は180、250、350、360トンの射出成形機4台をすべて取出し機付きで保有し、府内では型締め力350トンの機械を持つ同業者がほとんどないという強みがある。納期厳守や小ロット試作にも対応して得意先から評価されていた一方、代表はNPO活動を通じて体形に合う小児用車椅子用ネックピローの必要性を感じていた。
抱えていた課題
やったこと
補助事業により3Dプリンタ、CAD、スキャナを導入し、各人の体形に合わせた身障者用ネックピローの開発に取り組んだ。3D技術の導入で型取りが簡略になり、製作期間を大幅に短縮できる見込みである。材質はポリカーボネート(熱可塑性プラスチックの一種で、しなやかで強度がある)を採用し、消毒に耐えられるようにした。また網目状の生地を採用して水洗い後に乾燥しやすくした。同分野の開発経験がないため、大学や研究機関の協力を得て試作品を完成させた。
新しい製品・サービス:3D技術を利用した各人の体形に合わせた身障者用ネックピロー
試作品は完成し一定の評価を得ているが、収益性の課題があり、市場へのリリースには至っていない。事業化に向けては新たな戦略と、構造上の強度を高めるための耐久性の改善が必要になっている。一方で、3D技術の導入により取引先の試作開発段階から加われるようになり、開発から試作、量産まで一貫して対応できる体制が整った。その結果、医療器具の一部やノベルティグッズの組立など、これまで取引のなかった企業との取引も増えている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1982年創業の射出成形事業と2013年の3D技術導入が連続しており、3D活用による開発参入の流れは読み取れる。経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
350トン・360トンの同クラス中型成形機2台保有や府内で同機種がほとんどないことが書かれ、強みが具体的に示されている。
試作品の強度課題や収益性の課題が示され、3D技術で開発段階から参入する方向は書かれているが、数値目標を伴う計画ではない。
公開されている事例からは読み取れません。
技術士の招聘や大学・インキュベーション施設の協力が書かれ、体制確保の方向は読み取れるが人員数や事務体制は不明。
ネックピローは規格品では体形に合わず成長を阻害する問題があり、丸洗い・乾燥しやすい網目生地など選ばれる理由が具体的。
事業化にやや苦戦し新たな戦略が必要とあるが、遂行方法やスケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
3D技術で身障者用ネックピローを作る点は新しいが、市場規模や高価格化の水準は示されていない。
医療器具の一部やノベルティ製品の組立など取引拡大が書かれるが、地域経済や雇用への波及は具体的に示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
3Dプリンタ・CAD・スキャナで開発から試作、量産まで一貫対応する体制が示され、ベトナム企業との連携構想もある。
3D技術を使った試作から量産までの一貫対応は成長分野への進出とも読めるが、構造転換との関係は書かれていない。
堺市美原区の企業であることは書かれるが、地域の特性を活かした付加価値や雇用創出の記述は薄い。
3D技術で受注案件の幅を広げ、独自ブランドで一品ものの短納期対応を進める。ベトナムなどの海外企業とも連携し、現地企業を巻き込んで試作から量産までを手がける事業展開を視野に入れている。
医師、患者、医療機器販売業者から既存機器の課題や改良点を聞き取り、その内容をもとに開発仕様を作成した。
医療用人工股関節のボールとライナーに使うコバルトクロムモリブデン合金(コバリオン)の丸棒から球状に加工した。
効果:真球度(ボール) 70μm→5.1μm
従来機よりも皮膚との密着性や対ノイズ性を高めるため、電極一皮膚間のインピーダンスを低インピーダンスに変換するバッファ回路を組み込んだ一体型…