シラス(火山灰)を用いた微小な高強度バルーンの試作開発
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
アルスコーポレーション株式会社
成果切断目安 8mm→15mm
| 事業者名 | アルスコーポレーション株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 堺市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 199人 |
| 資本金 | 4,000万円 |
| 設立 | 1876年 |
1876年に大阪・堺で田葉粉包丁の製造から創業し、1952年に主力製品を発売した。製品は販売代理店経由で庭師などのプロに販売されるほか、ホームセンターを通じて一般家庭にも行き渡っている。国内に加えてヨーロッパをはじめとする世界80ヵ国で営業展開しており、今後は成長著しいアジア、南米、ロシアなどで販売数量の増加が期待されている。技術開発から製品販売まで一貫して自社で行い、各工程を改善できることが同社の強みである。
抱えていた課題
やったこと
試作段階で3Dプリンターを導入して開発スピードの向上を図ったが、園芸用電動バリカンの刃の仕様決定に時間を要した。切断力とモーターの力の最適条件を検討し、切断力と作業負担を軽減する低振動性を実現した。量産段階では高額の金型を導入して生産体制を整え、品質チェックもクリアした。切断対応力は、以前の製品の8mmを切断目安としていたものから15mmまで拡張し、最適な角度で枝に触れられるよう刃と受けの間隔を再設計した。シャトルとウェイトを前後逆方向に駆動させて振動を打ち消し合うカウンターウェイト方式を新たに採用し、以前の製品と比較して75%の振動軽減という結果が出た。
新しい製品・サービス:ハイパワリー造園バリカン カルゼ
切断対応力は従来の8mmから15mmへ拡張され、幅広い切断に対応できるようになった。カウンターウェイト方式の採用により、以前の製品と比較して振動が75%軽減された。新製品「ハイパワリー造園バリカン カルゼ」は以前の製品と比べて価格がそれほど高くない設定で販売され、夏場にかけての販売数の伸びが期待されている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
1989年発売の園芸用電動バリカン以来20年以上売上を伸ばし、改良を重ねて新製品を投入しており、既存事業の延長として位置付けられている。
自社で技術開発から販売まで一貫して行う強みを活かし、同業他社の類似製品に対しスイングカット方式と低振動性で差別化している。
ユーザーの声から切断対応力と低振動性の不足を課題として認識し、新製品で改善して販売数量増加を見込んでいる。
切断目安を8mmから15mmに拡張し、振動を75%軽減した数値が示され、それを達成した結果も記載されている。付加価値額や賃上げの目標値は見当たらない。
3Dプリンター導入や高額金型の導入で生産体制を整え、品質チェックもクリアしたと記載があり、開発・生産の体制は示されている。
プロの職人が仕上がりとスピードを求めるニーズに応え、一般ユーザーへの拡大も狙うなど、顧客ターゲットと選ばれる理由が整理されている。
モニター設置やプロモーションビデオによる認知度向上、買替え需要の掘り起こし、海外展示会出展といった遂行方法が示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
スイングカット方式という独自機構を持ち、同業他社の類似製品が出る中で高水準の切断性能と低振動性を実現し、差別化された高付加価値製品となっている。
輸出の堅調な推移や海外展示会による新販路開拓、先進国から新興国までの需要の取り込みが記載され、経済波及の意義は読み取れる。
公開情報では判断できません。
3Dプリンター導入や低振動のカウンターウェイト方式は記載されるが、デジタル技術によるサプライチェーンや地域のイノベーションへの貢献は薄い。
公開情報では判断できません。
大阪・堺で1876年に創業した地域企業であることは触れられているが、地域特性を活かした雇用創出や地域経済成長への言及は弱い。
ホームセンターの店頭にモニターを設置し、切断対応力と低振動性を強調したプロモーションビデオを流して認知度の向上を図る。職人だけでなく一般ユーザーの拡大を目指し、既存製品の買替え需要の掘り起こしにも注力する。海外の展示会に出展して新たな販路を開拓していく。
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
医師、患者、医療機器販売業者から既存機器の課題や改良点を聞き取り、その内容をもとに開発仕様を作成した。
カラー塗装に代えて光学を活用した新しい成膜技術を開発した。