ものづくり補助金平成27年度生活関連サービス業、娯楽業神奈川県

シルクの機能性を生かした肌と環境にやさしい美容道具と化粧品の開発

合同会社mayunowa

成果開発した製品は100人のモニター使用でエビデンスを取り、特許を申請

この事例のポイント

  • シルクを使った安全性の条件に合う化粧品が市場になかったため、自社で製造する必要があった。
  • 化粧筆の産地である熊野の匠の技術と群馬の絹糸を組み合わせ、こだわりの肌ケア道具を開発した。
  • 開発した製品は100人のモニター使用でエビデンスを取り、特許を申請。絹を使った肌に優しい化粧品と美容道具を自社で開発できる体制が整った。

事業者のプロフィール

事業者名合同会社mayunowa
所在地神奈川県 鎌倉市
業種その他の生活関連サービス業
技術分野複合・新機能材料

事業の背景

鎌倉に店舗を構える mayunowa(まゆのわ)は、絹(シルク)の肌への有用性と余分なものを加えないというこだわりを、基礎化粧品と美容道具の開発で実現してきた。もともと創業者自身がアレルギー体質で、エステの施術で客の肌の状態を見て疑問を感じることが多かった。シルクを使った化粧品を探しても安全性の条件に合うものがなかったため、化粧品の製造に取り組み始めた。販売ルートは確立しており、絹美容の技術導入を行うサロンコーディネート事業等を通じてB to Bの販売を行っている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 新製品・新技術シルクを使った安全性の条件に合う化粧品が市場になかったため、自社で製造する必要があった。

やったこと

化粧筆の産地である熊野の匠の技術と群馬の絹糸を組み合わせ、こだわりの肌ケア道具を開発した。完全防腐剤フリーで肌に優しい基礎化粧品(mayunowaシリーズ)を開発した。開発した製品は100人のモニターで使用してエビデンスを取り、特許を申請した。絹の医療における有用性を研究する国立大学の研究機関とも出会い、連携して製品の裏付けを進めた。

新しい製品・サービス:完全防腐剤フリーの肌に優しい基礎化粧品(mayunowaシリーズ)と、絹の糸を用いた肌ケア道具

事業の効果

  • 開発した製品は100人のモニター使用でエビデンスを取り、特許を申請

絹を使った肌に優しい化粧品と美容道具を自社で開発できる体制が整った。100人のモニター使用によるエビデンスを得て、特許を申請した。医療分野の研究機関との連携により、製品の信頼性を高める基盤ができた。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.3 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性60%
  • これまでの取組との一貫性3

    アレルギー体験とエステ施術での疑問から絹原料に出会い、自社製造に至った経緯が書かれ、事業との一貫性がうかがえる。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    安全性の条件に合う絹化粧品が市場にないことを課題とし、自社製造で応える点は読み取れるが、市場規模や競合の記述は薄い。

  • 課題の認識と解決3

    既存品の不足という課題認識はあるが、高付加価値化や成長につながる計画の具体的内容は書かれていない。

事業の実現可能性40%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制2

    大学研究機関との連携や販売ルートの確立がうかがえるが、体制や人材の具体的な記述は限られている。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    防腐剤フリーで肌に優しい点、熊野の筆と群馬の絹糸の組合せ、100人のモニター使用によるエビデンスなど、価値と裏付けが具体的。

  • 事業化までの道筋2

    今後の課題検証や遂行スケジュールについての記述は見当たらず、わずかにうかがえる程度。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性80%
  • 新しさ・高付加価値4

    絹を基礎化粧品や美容道具に用いる点で、同分野での差別化や高付加価値化が具体的に示されている。

公的補助の必要性33%
  • 波及効果・雇用2

    医療における絹の有用性を研究する国立大学機関との連携がうかがえるが、経済波及や雇用創出の記述はない。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献2

    産地の匠の技術と絹糸を組み合わせ、大学研究と連携した点がうかがえるが、デジタル技術の活用は書かれていない。

政策面40%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及3

    鎌倉の店舗や熊野・群馬の産地技術を活かす点は読み取れるが、地域経済への波及の記述は薄い。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

事業者の声

肌の菌を育てる

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

山形県生活関連サービス業、娯楽業平成25年度

高齢者向け介護予防事業への進出

高齢者向けの器具を施設の中央に集中して配置し、身体測定器で計測した結果を説明して納得してもらった上で、新しい高齢者用器具の使い方と効用を説…

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成27年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。