サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
吉川化工株式会社
| 事業者名 | 吉川化工株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県 新潟市西蒲区 |
| 業種 | 鉄鋼業 |
| 技術分野 | 測定計測 |
| 従業員数 | 31人 |
| 資本金 | 1,280万円 |
| 設立 | 1960年 |
当社は鋳鉄メーカーで、10kg以下の製品を主に製造している。多様な顧客ニーズに対応できる汎用性の高さが特徴で、同業内でもトップクラスの位置付けにあると考えている。近年は大手機械メーカーでも発注ロットが細分化され、納期も短期化しているケースが増えている。多品種少ロットに対応できる同業者も年々増えている。
抱えていた課題
やったこと
生産ライン中で組織検査と成分分析検査を行えるよう、発光分光分析装置と画像解析装置を導入した。自動切断・自動研磨及び球状化画像自動解析装置も導入し、日本で1台目の導入となった。ライン内にNGロットを隔離できる体制を構築した。検査結果をデジタル化してサーバーで集約管理し、記録の手間を削減した。最新の高精度計測装置を導入し、高い技能を持つ検査員が検査結果と計測機器の状態をサーバーで監視することで、品質向上を図った。C値測定精度の向上と検査方法の効率化も追求した。
| 検査測定 | 発光分光分析装置 |
|---|---|
| 検査測定 | 画像解析装置 |
| 検査測定 | 自動切断・自動研磨及び球状化画像自動解析装置 |
| その他 | 検査データ集約サーバー |
研磨工程を機械化し、検査工程が3工程削減、1日当たりの検査時間が0.6時間削減された。試作期間中は1か月当たりの材質不良の発生がなかった。不良率の低減などにより、生産コストは導入前より3.4%削減され、達成目標をクリアした。検査を生産ライン内で終えられるようになり、出荷までの最短納期を50%短縮できた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
鋳鉄メーカーとして多品種少ロット・短納期対応を強化する課題が書かれ、過去の取組との連続性は読み取れない。
多様な顧客ニーズ対応や同業者の増加が書かれ、差別化の必要性は示されるが、自社の強み・弱みの具体的分析は薄い。
多品種少ロット・短納期対応の切迫した課題を示し、検査工程の機械化で3工程削減、検査時間0.6時間削減という解決策が対応している。
最短納期▲50%短縮、生産コスト▲3.4%削減と数値目標の達成が書かれ、実績ベースで実現性が示されている。
検査員の高い技能やサーバーでの監視に触れるが、補助事業を遂行する人員・事務体制の具体的記述は少ない。
新規顧客獲得を目指すと書かれ、品質向上・短納期化が選ばれる理由として示されるが、顧客ターゲットの整理は薄い。
試作期間中の材質不良0件など結果は書かれるが、中長期の遂行スケジュールや課題解決手順の記述は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
鋳造品の材質検査の自動化は同業内で先行的とされ、日本で1台目の導入とあるが、分野の普及度との比較は薄い。
新規雇用や地域波及には触れず、切削加工など関連事業への拡大が書かれるのみで、国が補助する積極的理由は薄い。
検査工数の削減、不良率の低減、最短納期▲50%など、投資に対する効果が具体的な数字で示されている。
検査データのサーバー集約やライン内検査というデジタル活用が書かれるが、サプライチェーン全体への貢献は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
新潟県内の企業であることはうかがえるが、地域特性を活かした雇用・成長への言及は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は自社で生産した製品の切削加工など関連事業へと事業を拡大する構えだ。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
大型製品の加工に対応するため、マシニングセンタを導入した。