新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
有限会社森本金網製作所
成果開発納期(準備工程の期間) 5か月→2.5か月
| 事業者名 | 有限会社森本金網製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 石川県 石川県鹿島郡中能登町 |
| 業種 | 非鉄金属製造業 |
| 技術分野 | 機械制御 |
| 従業員数 | 7人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1985年 |
極細金属線を扱う技術は空気中の埃で断線するほどの繊細さが求められ、織機の緻密な制御や準備工程での正確な作業技能が必要とされている。取引先から、今後は既存製品より細い金属線を用いた高密度フィルター用途の需要が高まるとの情報があった。この製品を国内で製造できるのは2〜3社しかない状況だった。
抱えていた課題
やったこと
半自動筬通し機と精密な織機を導入した。従来は1mの間に20,000本以上の線を筬に通す作業を人手で行い、5か月以上を要していたが、半自動筬通し機の導入により約2.5か月に短縮した。精密な織機で製織することで品質の安定を図り、短納期と安定供給を目指した。
| その他 | 半自動筬通し機 |
|---|---|
| 加工機 | 精密な織機 |
新しい製品・サービス:超極細金属線による高密度・高性能フィルターの製造開発。さらに細い線と高密度の製品へのチャレンジ。
準備工程の期間が手作業の数か月から半分の日数になり、受注量に対して納期遅れが激減した。精密度の高い織機で安定した品質を維持できるようになり、取引先の信頼を得られた。品質が急激に向上し、多品種の製品も受注できるようになった。廃校になった小学校の体育館を増設して取引先の要望に応える体制を整えた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存取引先からの要請を受けて高密度フィルター用途の開発に取り組んだと書かれ、過去の取組との一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
日本で2・3社しか製造できない現状や超極細線(50ミクロン以下)の製造能力に触れており強みはうかがえるが、市場動向との関係の具体性は薄い。
準備工程で5か月必要だった課題に対し、半自動筬通し機で2.5か月に短縮する方針が示されているが、付加価値や成長への数値的つながりは書かれていない。
リードタイムを5か月から2.5か月に短縮するという数字はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員7名で廃校の体育館を増設し生産体制を整えたと書かれ、体制面の記述はあるが人材や事務処理能力の具体性は薄い。
超極細金属線で線径50ミクロン以下のメッシュを製造できる点や、取引先から選ばれる理由として安定品質と納期短縮が具体的に書かれている。
半自動筬通し機の導入と増設による体制整備が示されているが、中長期の検証や詳細なスケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
線径50ミクロン以下の超極細金属線で高密度メッシュを製造し、日本で2・3社しか製造できない製品である点が書かれている。
世界情勢による高密度フィルター需要の高まりに触れているが、経済波及効果や雇用創出など国が補助する理由は書かれていない。
リードタイムの半減や納期遅れの激減は書かれているが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
高密度フィルター用途の需要増という外部動向に触れているが、日本経済の構造転換への言及は見られない。
中能登町の廃校を活用した工場増設は地域資源の活用としてうかがえるが、地域の雇用や経済成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
織の技術を追求し世の中に新たな価値を創造する企業を社員一同、目指しております。
公式の事例集より(原文のまま)
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日