自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
中和産業株式会社
成果原料10本分の加工時間 12時間→6時間
| 事業者名 | 中和産業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 袋井市 |
| 業種 | 非鉄金属製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,製造環境 |
| 資本金 | 4,000万円 |
| 設立 | 1940年 |
同社は昭和15年に鉱油類の販売を目的に設立され、現在は石油化学プラント向けのポンプやバルブ等の販売・メンテナンス事業と、エレベーター用の吊り具・資材用品の販売事業を主要事業としている。ロープメーカーの総代理店であり、エレベーターメーカーとも深い取引関係を築いてきた。取引先のエレベーターメーカーが次世代型のベルト型吊り具を独自に開発し量産化しており、同社も既に受注を始めていたが、今回更なる増産を打診された。
抱えていた課題
やったこと
指定した長さの測長、切断、巻取りを自動化するCSB巻取り装置一式を導入した。受注する新型のベルト型吊り具は既存機械の形状に対応していなかったため、メーカーの協力を得て特注仕様の設計と開発を行った。ベルト形状による「すべり」が判明したため、すべりを防止する材料を選定し、引き出しと巻取り時に吊り具にかかるテンションの強さを調整して測長、切断、巻取り設備の仕様を決定した。原料250m10本分の加工を行う装置とした。切断工程では従来のサンダーに代えて切断性能の高い切断機を使用した。
| 加工機 | CSB巻取り装置一式 |
|---|---|
| 加工機 | 切断機(切断性能の高いもの) |
新しい製品・サービス:次世代型ベルト型吊り具(エレベーター用)の加工
測長、切断、巻取りが自動化され、工程に必要な人工が3人から1人に減り、作業効率が向上した。作業員の負担が軽減され、フォークリフトが通行できない等の他工程への影響もなくなった。切断機の導入により火花や粉塵による火災の危険が解消され、バリも発生しなくなった。増産体制が整い、取引先からの発注に応えられるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
新型吊り具の対応と増産体制の確立が取組の目的として書かれ、取引先の増産打診が背景にある。過去の取組との連続性までは読み取れない。
エレベーターメーカーとの深い取引関係と次世代吊り具の受注開始が記述されているが、競争優位性を裏付ける市場データは書かれていない。
作業負荷、火花・粉塵、バリ、フォークリフト通行不可などの課題を具体的に挙げ、測長・切断・巻取りの工程改善で解決している。
原料10本分の加工時間が約12時間から約6時間に短縮、3人工から1人工へと数字で効果が示されている。付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
メーカー協力のもと特注仕様を開発したとあるが、事業遂行の人材や事務体制についての記述はわずかにうかがえる程度。
取引先からの増産打診という顧客ニーズはあるが、製品の価値や選ばれる理由は整理されて書かれていない。
材料選定や引き出し時のテンション調整など開発の課題解決は書かれているが、スケジュールや中長期の検証は記述が薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
次世代型吊り具という新規性はうかがえるが、同分野での高付加価値化や高価格化についての記述はない。
エレベーター吊り具の次世代市場開拓が語られるが、波及効果や雇用創出などの国が補助する理由は明示されていない。
加工時間半減や3人工から1人工への削減など効果は数字で示されるが、投入額に対する費用対効果は書かれていない。
自動化装置の導入は述べられているが、先端デジタル技術や新しいビジネスモデルへの言及はない。
公開されている事例からは読み取れません。
萩原取締役の発言で今後の工程改善が示されるが、地域の特性を活かした経済成長への言及は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
梱包や積み込み等の作業も、安全かつ負担の少ないものにできないか検討していく考えである。
測長、切断、巻取り工程が自動化できたが、さらに梱包や積み込み等の作業を安全かつ負担の少ないものにできないかを検討していきたい
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
カップ投入機を導入し、手作業で行っていた具材の充填から空になったカップの回収までの一連の工程を自動化した。
効果:作業員数 5名→2名