乾燥機の導入による、「注染」の短納期・品質向上への取り組み事業
本事業でシーツローラー乾燥機(アイロナー)を導入した。
効果:乾燥時間 1,440分→15分
有限会社漆琳工芸
| 事業者名 | 有限会社漆琳工芸 |
|---|---|
| 所在地 | 福井県 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | デザイン |
漆器製造は小規模事業所が一定の地域に集まり、生産工程ごとに分業して行われる業界である。同社は印刷・塗装以降の工程に必要な技術や設備を持ち、一貫生産を行ってきた。近年は本物の漆器製品の需要が減る一方、漆器の技術を生かした少量多品種の食器分野へ進出する企業が増えている。
抱えていた課題
やったこと
印刷版が不要で一度にフルカラー印刷ができるUVインクジェット印刷機を導入した。寿司皿であれば一度に12枚まで印刷できる。同社が得意とする曲面への印刷技術を応用し、くぼみの頂点からの高低差7mm、曲面は10mままでの鮮明な印刷に成功した。従来の独自技術とUV硬化インクの濃度、着弾性能を調整し、色ムラや柄のボケを抑えた。UV硬化インクにより乾燥工程が不要になり、グラデーションやぼかしなどの表現も可能になった。
新しい製品・サービス:UVインクジェット印刷による多色・フルカラー印刷技術を用いた食器などの漆器製品
印刷版の製作と乾燥の工程が不要になり、従来のパッド印刷やスクリーン印刷に比べて大幅にコストを削減できた。版の作成が不要なため試作も低コストで行え、デザイン変更などの急な仕様変更にも柔軟に対応できる。多色印刷、小ロット、短納期に対応できるようになり、少量多品種の受注が可能になった。デジタルデータによりデザイン変更にも即対応できる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
既存のパッド・スクリーン印刷の工程が多く一色ごとに版が必要という課題と、漆器の一貫生産体制を構築する点は読み取れる。
分業が基本の漆器業界で印刷以降の全工程を一貫生産する稀有な企業という強みと、少量多品種・短納期への対応が書かれている。
版の製作や乾燥工程が不要になりコストが大幅に削減できたという課題解決と、工業用品やノベルティへの展開が書かれている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。コスト削減の効果は述べられているが数値はない。
人材や事務処理体制については書かれていない。印刷機メーカーと製品開発を進める旨がわずかにうかがえる。
くぼみの高低差7mm、曲面10mmまでの鮮明印刷、一度に12枚印刷など具体的な性能と寿司皿・お椀への用途が示されている。
今後は工業用製品やノベルティ分野に活用し、メーカーと企画段階から製品開発に携わると書かれているが、スケジュールは薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
従来の多色印刷が難しかった曲面・くぼみへのフルカラー印刷を、UV硬化インクと独自技術で実現している点が書かれている。
伝統的な漆器業界の需要減少への対応と新市場開発への期待がうかがえるが、経済波及や雇用創出の数値は薄い。
版やデータの工程削減によりコストが大幅に減ったと書かれているが、投入額と付加価値の数値は示されていない。
デジタルデータでデザイン変更に即対応できる点は示されているが、サプライチェーンへの波及は具体的に書かれていない。
従来の漆器から食器・工業用製品など新分野へ進出する方向性がうかがえるが、構造転換への言及は明示されていない。
地域の伝統的な漆器製造の技術を活かし、少量多品種の新市場を開拓する点が事例に具体的に書かれている。
今後は漆器等製品に限らず、工業用製品やノベルティなど様々な分野に活用し、メーカーと企画段階から製品開発に携わっていく。
本事業でシーツローラー乾燥機(アイロナー)を導入した。
効果:乾燥時間 1,440分→15分
駅構内の耐震工事で発生する騒音を、近畿圏の大手私鉄駅で実際にサンプリングし、周波数特性の解析データに基づいて試作機を設計した。
量産性の高い複数の真空槽を持つ連続型の真空成膜装置を開発し、製造コストを下げることを目指した。
効果:ウォーミング時間 60分→20分