回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社アラセ
| 事業者名 | 株式会社アラセ |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 八尾市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 表面処理,表面処理 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 1億円 |
主力製品は、オリジナルな表札や看板・銘板である。一般住宅向けに加え、店舗や工場などの施設向けにも製作・施工を行い、ステンレスへのエッチング加工を得意とする。アイデアとデザイン力が強みで、デザインの起こしから製造まで社内で一貫対応している。雑貨やグッズ類はインターネット販売、カタログ通販、大手生活用品店の印材コーナーで販路を広げている。
抱えていた課題
やったこと
平成28年にレーザー彫刻機を2台、平成29年にUV印刷機を1台導入した。UV印刷機は良質な軟質インクを使用するため、素材を問わず割れや剥がれが発生しない印刷が可能になった。これにより生地や木材への印刷ができるようになった。オリジナルグッズは年間を通して安定的な需要が見込めるため、同社全体の生産標準化が実現した。今後は事業の力点をオリジナルグッズ製作へシフトし、販売拡大を目指す。
新しい製品・サービス:軟質素材を使ったソフトカバーのスマホケースや、生地・木材に印刷するオリジナルグッズ
生産スピードと対応力が大幅に向上し、軟質素材などを使ったオリジナルグッズの製品バリエーションが拡大した。オリジナルグッズは年間を通して安定的な需要が見込め、生産標準化が実現した。技術力が大きく向上し、アイデアの具現化に弾みがついた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
デザイン起こしから製造まで社内一貫対応が強みで、アイデアを形にする方向性は読み取れるが、過去の取組との連続性は具体的に書かれていない。
ステンレス加工やアイデア・デザイン力が強みとして示され、他社にない商品を目指すとあるが、市場動向との関係は具体的に書かれていない。
軟質素材グッズのニーズ多様化が触れられるが、課題の認識と高付加価値化に向けた計画の具体性は薄い。
公開情報では判断できません。
現状の人員体制で技術を磨くとあり、スタッフの多くが女性で職場環境に配慮している点は読み取れるが、補助事業の遂行体制の詳細は薄い。
表札やオリジナルグッズの製品例、販路としてインターネット販売や大手生活用品店が示されるが、顧客ターゲットの裏付けは薄い。
事業の力点をオリジナルグッズ製作へシフトし販売拡大を目指す方針はあるが、スケジュールや課題解決方法は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ステンレス梨地表札やアイアンフレーム表札などの独自製品が示され、オンリーワンを目指す方向性はあるが、高付加価値化の水準は数値で示されていない。
インバウンド向け和風土産グッズの展開が視野に入るとあるが、地域経済や雇用創出への波及は書かれていない。
最新鋭設備で生産スピードと対応力が向上したとあるが、補助金額に対する効果の数値は示されていない。
UV印刷機やレーザー彫刻機で生地や木材への印刷が可能になったと具体的な設備導入が書かれるが、サプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開情報では判断できません。
八尾市の事業者としてデザインやアイデアを武器にした製品開発が示され、地域の特性との結びつきは薄いが一定の付加価値は読み取れる。
今後は事業の力点をオリジナルグッズ製作へシフトし、販売拡大を目指す。スマホケースの需要増を見込み、デザインバリエーションの拡大に取り組む。
女性のアイデアが商品開発を底上げしている。子育て中の女性でも働きやすい職場環境を心がけており、人材の流出はない。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名