高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
株式会社フクオカラシ
成果形状精度で2μmの加工が安定的に実現可能となった
| 事業者名 | 株式会社フクオカラシ |
|---|---|
| 所在地 | 福井県 鯖江市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 100人 |
| 資本金 | 1,500万円 |
| 設立 | 1948年 |
株式会社フクオカラシは昭和23年の創業以来、ねじに始まり蝶番などの眼鏡部品の製造で技術を高めてきた。通信機器の精密部品や医療部品なども提供している。社内で専用の治工具を設計・製造できることが中心的な強みである。
抱えていた課題
やったこと
専用加工治具の構成部品の精度と剛性を高め、より微細で高精度な加工の実現を図った。最新の5軸マシニングセンタと、加工プログラムを作成する三次元CAD/CAMシステムを導入した。5軸マシニングセンタで治工具の部品を製造し、ワークの取り外しなく一工程で複数面の加工ができるようにした。立体的なアールやテーパー加工による剛性アップも図れるようになった。
新しい製品・サービス:直径1mmの超微細金属部品の量産加工技術の開発。
ワークの取り外しなく一工程で複数面の加工ができるようになり、形状精度と穴位置精度が安定して向上した。立体的なアールやテーパー加工で剛性が上がり、設計の幅も広がった。作業時間が大幅に短縮され、部品製造原価は1/3以下に削減された。従来設備より高硬度な難加工素材にも対応できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
自社で専用治具を設計製造するコア技術を土台にしており、事業との一貫性は読み取れるが、経営戦略上の位置づけの記述は薄い。
社内で専用治工具を設計製造できる点が強みとして示される。市場動向との関係や競争優位の根拠は具体的に書かれていない。
既存設備の公差土10μmを1μm台へ改善する課題を認識し、5軸MCと3D CAD/CAMで解決。作業時間短縮や原価1/3以下の数字もある。
形状精度2μm・穴位置精度3μm、製造原価1/3以下など数値目標と実績が示され、実現可能性が高く読み取れる。
従業員100名や開発課の活性化は書かれるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的記述は少ない。
眼鏡部品や医療部品、直径1mmの超微細金属部品の量産など用途は示されるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは薄い。
既存加工機の交換部品高精度化や電子部品分野への展開が示されるが、スケジュールや課題解決の方法は詳しく書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
従来より高硬度な難加工素材への対応や微細加工を実現し、高付加価値化を図る内容が具体的に示される。
電子部品など新分野への展開がうかがえるが、雇用創出や波及効果など国が補助する理由は明示されていない。
部品製造原価が1/3以下に削減され、作業時間も大幅短縮されたと費用対効果の成果が具体的に書かれている。
5軸加工機やCAD/CAMの導入は読み取れるが、サプライチェーン全体への貢献やビジネスモデルの革新は書かれていない。
電子部品など新分野への展開が示されるが、日本経済の構造転換への言及は見られない。
鯖江市の眼鏡産地で創業した技術基盤を活かす事業と読めるが、地域の雇用や経済成長への影響は具体的に書かれていない。
高精度の部品による新しい加工機で直径1mmの超微細金属部品の量産加工技術開発に活用するとともに、既存加工機の交換部品も高精度化する。多品種小ロットの超精密加工が求められる電子部品など新分野への展開も進める。
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分