回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
三宅彦右衛門酒造有限会社
成果1割増加
| 事業者名 | 三宅彦右衛門酒造有限会社 |
|---|---|
| 所在地 | 福井県 美浜町 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 設立 | 1718年 |
1718年に初代が清酒の製造販売を開始し、美浜町唯一の造り酒屋として約300年、自家井戸から湧き出る水でこだわりの地酒造りを続けてきた。近年は「清酒を飲むなら本物を味わいたい」という消費者の傾向から受注が増えた。一方で清酒業界全体の販売量は低迷している。
抱えていた課題
やったこと
本事業では年間を通した酒造りの実現を目的に、温度調整タンク、原料冷却機、打栓機を導入した。原料冷却機は蒸しあがった酒米を冷却する機械で、これまで6人ほどでしていた作業が3人でできるようになった。米粒が効率よく冷えることで、タンク1本あたりの仕込み量は1割増加した。温度調整タンクの導入により、平成29酒造年度の仕込第1号(純米酒)を例年より1カ月早く仕込み始められた。打栓機の導入により、これまで男性が手動で行っていた作業が力の強弱に関わらず1人で安全かつ確実にできるようになった。
年間を通した酒造りが可能になり、仕込みの期間が伸びた。一度に仕込める量が増え、年間の生産量は約2割増加した。温度管理により夏向けの「盛夏のしぼりたて」を安定的に製造でき、ブランド力が強化された。生産の効率化で確保した人員は酒蔵見学のサービススタッフなどに振り向けられ、特約店も2軒増えた。作業負担の軽減や若者の雇用にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
1718年創業から約300年の自家井戸水による地酒造りを継続し、受注増に対応するため年間通した酒造りへ展開する計画が過去の取組と一貫している。
「本物を味わいたい」という消費者傾向の受注増を踏まえ、美浜町唯一の造り酒屋という立地と自家井戸水の強みを活かす内容になっている。
仕込み期間が9カ月から12カ月に伸び年間生産量が約2割増加し、業界の販売低迷という課題に対し特約店を2軒増やす成果まで示されている。
年間生産量約2割増、タンク1本あたり仕込み量1割増、作業人員6人から3人への削減など目標と結果が示され、実現性が見込める。
酒蔵の既存の製造工程を熟知した体制で原料冷却機や打栓機を導入し、作業の安全性と確実性を高めて遂行できている。
「盛夏のしぼりたて」など夏向け商品を安定製造でき、消費者の本物志向に応える選ばれる理由が整理されている。
麹づくり設備の整備や副産物を使った新商品開発、酒蔵見学スタッフ配置など今後の段階的な進め方が示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
同じ清酒分野の中で、自家井戸水による約300年の地酒と「盛夏のしぼりたて」などの高品質化を図り、ブランド力を強化している。
地元高校の食物科生徒の採用や若者雇用の増加、美浜町唯一の酒蔵として地域の観光と県内外への発信に貢献する点が読み取れる。
投資により年間生産量が約2割増加し作業人員を削減でき、生産性向上と生産増加による効果が示されている。
温度調整や原料冷却など設備面の改善はあるが、デジタル技術や新ビジネスモデルでの地域・サプライチェーンへの貢献は明確には示されていない。
公開情報では判断できません。
地域唯一の酒蔵として地元の特性を活かし、観光客向けの見学サービスや雇用創出を通じて地域経済の成長を牽引する方向性が示されている。
今後は生産の効率化で確保した人員を酒蔵見学のサービススタッフとして配置する予定。酒粕などの副産物を生かした新商品の開発も進め、新たな顧客の獲得を目指す。麹づくりの設備も整え、品質の向上とさらなる仕込みの増量を図る。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
当社特注仕様の最新鋭機種である大型マシニングセンターMM2000を導入した。
効果:試作品の加工時間 320分→260分