新調理システム導入による惣菜店の「法要会食サービス」事業の展開
新調理システムとしてスチームコンベクションオーブン、ブラストチラー等を導入し、クックチルや真空調理を行う体制を整えた。
| 所在地 | 山梨県 山中湖村 |
|---|---|
| 業種 | 飲食店 |
| 従業員数 | 10人 |
| 設立 | 1986年 |
1986年に兵庫県芦屋市で和食店を開業し、1993年からは神戸市東灘区で手打そば店を経営していた。1995年の阪神淡路大震災で店舗が壊れて廃業し、19年前に水の良い山中湖村へ移転した。山中湖は観光地のため売上の季節変動が大きく、夜の売上も期待しにくい。一方で本格的な手打ちそばの店は少なくなり、製麺業者が作るそばも本格的な風味とは言い難い状況にある。
抱えていた課題
やったこと
製麺業の新事業として、手打ちの空気層を再現できる手打風製麺機を導入し、手打ちと同様の風味と食味を持つそばを大量に製造できるようにした。製造したそばは真空処理後に窒素ガスを封入し、酸化と湿気を遮断してカビを防ぐ真空窒素包装機で包装した。包装後は緩慢冷凍によって冷凍保存し、6か月の賞味期限を持たせた。ゆでるのに技術を要しない冷凍手打式そばの試作と開発に取り組んだ。
| 加工機 | 手打風製麺機 |
|---|---|
| 加工機 | 真空窒素包装機 |
新しい製品・サービス:ゆでるのに技術を要せず、手打そばと同様の食味・風味を持つ6か月の賞味期限付きの冷凍手打式そば。
冷凍手打式そばの開発により、手打ちと同様の風味と食味を保ったまま、家庭でも業務用でも手軽に調理できるそばを作れるようになった。冷凍保存によって6か月の賞味期限を持たせることができた。これにより、ホテルや旅館、海外の和食店など、山中湖の観光の季節変動に左右されない販路を広げることが期待される。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1986年からそば店を営み、震災後に山中湖で再開した経緯が書かれ、冷凍手打式そばへの発展も説明されているが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
観光地で季節変動が大きく夜の売上が見込めないという外部環境と、手打ち技術・湧水の強みが書かれているが、競争優位の定量的な根拠は乏しい。
営業時間が日中に限られる課題を挙げ、冷凍手打式そばで解決する方向性は示されているが、事業計画の数値や実行手順は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
店主の職人としての技術や従業員10人の記載はあるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力は具体的に読み取れない。
ホテル・旅館・海外和食店を顧客とし、手打同様の風味と6ヶ月の賞味期限を訴求しているが、ニーズの裏付けは定性的な記述にとどまる。
手打風製麺機の導入と試作開発、真空窒素包装機での保存と緩慢冷凍という方法は示されているが、スケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
製麺業者が導入していない手打風製麺機を使い、手打同様の風味を大量製造する点が差別化として具体的に示されている。
震災被災からの再建や本格そばの維持という文化的意義はうかがえるが、雇用創出や経済波及の記述は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
真空窒素包装や緩慢冷凍という技術の活用はうかがえるが、サプライチェーンや地域イノベーションへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
山中湖の湧水と富士山の水を活かした地域性は書かれているが、地域の雇用や経済成長への波及は記載されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
「灘の水でそばを打っていたんですよね。そして富士山の湧水はゆるいバナジウム水で…いいそばが打てたんですよ。」
公式の事例集より(原文のまま)
新調理システムとしてスチームコンベクションオーブン、ブラストチラー等を導入し、クックチルや真空調理を行う体制を整えた。
高効率で生産性の高いジェラートマシンを導入し、奄美産の農産物を使った3種類の素材で試作を行った。
補助金を使い、土佐堀川沿いの店舗に250ℓ3窯式発泡酒製造装置を導入した。