新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
マテリス株式会社
成果粉末製品200g入り袋の製造能力 50袋/h→150袋/h
| 事業者名 | マテリス株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 塩尻市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 従業員数 | 6人 |
| 資本金 | 1,800万円 |
| 設立 | 2014年 |
「小麦粉みたいなおからパウダー」が主力商品で、テレビの情報番組で取り上げられたことなどから、特に30〜40代の女性から高い支持を得ていた。会社は2014(平成26)年に創業し、粉末材料を製造・販売している。
抱えていた課題
やったこと
平成27年度ものづくり補助金で粉末軽量充填装置を導入し、おからパウダーの量産化に取り組んだ。試作の結果、200g入り袋の製造能力は50袋/h程度から150袋/hまでに上がった。粉砕では30ミクロンという超微粒子の加工を実現している。
| 加工機 | 粉末軽量充填装置 |
|---|
新しい製品・サービス:低糖質食品粉末(おからパウダー)
必要設備の導入により、低糖質食品粉末の量産体制が整った。試作では200g入り袋の製造能力が50袋/h程度から150袋/hまでに上がり、供給不足の解消に近づいた。今後は既存の取引先に加え、菓子等の加工食品メーカーや介護食・病院食マーケットへの参入を進める計画である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
独立前に8年間営業から製造まで経験し、粉末事業へ進む流れが書かれているが、経営戦略上の位置付けは具体的に示されていない。
おからパウダーは30ミクロンの超微粒子加工技術と、食品専用工場の確保が強みとして具体的に書かれている。
既存取引先に加え介護食・病院食や菓子メーカーへの参入を考えていると書かれ、課題認識は読み取れるが計画の数値は薄い。
製造能力が50袋/hから150袋/hへ向上したと数値で示され、量産体制の成果が具体的に読み取れる。
社員6名で、設備設計・組立も自ら行う体制があるとわかるが、補助事業を遂行する人材の詳細は少ない。
30~40代女性や首都圏での好調な販売、テレビ紹介による支持など、顧客ターゲットと選ばれる理由が具体的に書かれている。
平成28年度・29年度と段階的に事業を展開する流れが示されるが、スケジュールや課題解決方法の詳細は薄い。
資本金1,800万円と記載があるのみで、財務状況や金融機関からの資金調達の見込みは読み取れない。
市場に粉末おからは多いが、30ミクロンの微粒子は他にないと書かれ、高水準の付加価値化が具体的に読み取れる。
介護食・医療食や災害時の非常食への展開が書かれるが、経済波及や雇用創出への言及は乏しい。
生産能力の向上は数値で示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果は書かれていない。
大学との産学連携やベンチャーとのネットワークに触れているが、サプライチェーンへの貢献は具体的ではない。
3Dプリンター向け樹脂粉末や医療・自動車向けPP粉末の開発が書かれ、成長分野への進出がうかがえる。
長野県塩尻市・大町市で事業を展開することは書かれるが、地域経済や雇用への波及効果は具体的ではない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
既存の取引先に加え、菓子等の加工食品メーカーや、介護食・病院食マーケットへの参入を進めていく。
高齢化社会、しかも日々の暮らしは忙しい。そんな時代に利便性の高い粉末材料は確実に売れると思いました。独立後いち早く乾燥おからの粉砕実験に取り組み、30ミクロンという超微粒子の加工を実現。少し時間はかかりましたが商品化できました。粉末おからは市場にたくさん出ていますが、これほどの微粒子のものは他にありません
公式の事例集より(原文のまま)
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg