回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社田村製作所
成果画像測定器により部品の測定が数秒で完了するようになった
| 事業者名 | 有限会社田村製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 東御市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 測定計測 |
| 従業員数 | 9人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 1969年 |
田村製作所は1969年に二輪車部品を主力とする金属プレス加工で創業した。厚板の精密打ち抜きを得意とし、自動二輪、自動車、建設機械などの強度が求められる部品を手がけている。2006年に金型工場を建設し、金型を自社製作する体制を本格化させた。建設機械部品の受注が増えている。
抱えていた課題
やったこと
平成27年度ものづくり補助金で画像測定器を導入した。部品1個につき約30カ所を測定する作業を、画像測定器で数秒で完了できるようにした。合否判定と帳票類の作成も自動で行う仕組みとした。測定精度を向上させつつ測定時間を大幅に短縮した。
| 検査測定 | 画像測定器 |
|---|
画像測定器の導入により、測定時間が大幅に短縮され、測定精度が向上した。合否判定と帳票作成も自動化され経費削減につながった。客先からの信頼性が高まり、コスト競争力も強化された。受賞により工程能力の高さが評価され、新たな引き合いも増えている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業1969年から金属プレス加工を手がけ、2006年に金型工場を建設して金型製作を本格化したと書かれており、過去の取組との一貫性が読み取れる。
厚板精密打抜きで他社がマネできない技術と、高精度金型・サーボプレスによる低コスト化、自動車部品の需要増に言及しており、強みと市場動向が具体的。
部品1個30カ所の測定が既存三次元測定機で時間がかかり、測定方法がネックだったという課題認識が書かれているが、将来の成長計画の数値は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
金型を自社製作する体制や新規受注による多忙さは書かれているが、補助事業を遂行する人材・事務体制の具体的記述は薄い。
厚板精密打抜き・高精度・低コストという価値と、自動車パーキングブレーキ部品などの顧客ニーズ、受賞による選ばれる理由が具体的に書かれている。
量産技術の開発経緯や画像測定器の導入が書かれているが、中長期の遂行スケジュールや課題解決方法の詳細は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
厚板のファインブランキングに代わるサーボプレスと総抜き金型による精密打抜きで、同分野で高水準の高付加価値化を図っていると読み取れる。
建設機械部品の受注増や新たな仕事の引き合いに触れているが、国が補助する積極的理由となる波及効果の記述は限定的。
画像測定器で数秒で測定でき、合否判定や帳票作成の自動化による経費削減、受賞後の引き合いが書かれているが、費用対効果の数値はない。
画像測定器の導入で測定を自動化した点はうかがえるが、サプライチェーンへの貢献や新ビジネスモデルの記述はほぼない。
公開されている事例からは読み取れません。
東御市の企業として建設機械や自動車部品を手がけると書かれているが、地域特性を活かした雇用や経済成長への言及は少ない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
建設機械部品の受注が増えている同社では、大型化への対応など、さらなる生産体制の充実を目指している。
ちょうど良いタイミングでものづくり補助金を活用することができました。画像測定器は数秒で測定が完了し、合否判定、帳票類の作成も自動に行うため経費削減にもつながりました。さらに受賞により工程能力の高さが顧客に評価され、新たな仕事の引き合いも来ています。画像測定器がお金を生んでいるんです
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg