回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社山口製作所
| 事業者名 | 株式会社山口製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県 小千谷市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 測定計測 |
| 設立 | 1968年 |
1968年にプレス加工業として創業した。プレス加工は製造する品目が変わるたびに数十万〜数百万円の金型が必要になるため、2000年に中古のワイヤーカットを購入して金型の内製化を進め、2002年にはほぼ全ての金型を自社でつくれるようになった。プレス加工は1加工あたりの単価が安く、効率化が必須の業態である。主な顧客は自動車メーカー等である。
抱えていた課題
やったこと
ものづくり補助金を活用し、3D形状測定機を導入した。指定箇所に工作物を置くだけで細かい寸法まで高度に測定できるようにした。社内のプレス機をすべて紐付けた生産管理システムを構築し、生産数を一元管理できるようにした。図面はデータ化してQRコードで呼び出せるようにし、紙での管理をやめた。
| 検査測定 | 3D形状測定機 |
|---|---|
| ソフト | 生産管理システム |
工作物の測定が自動化され、細かい寸法まで短時間で確認できるようになった。生産数の一元管理により、生産ロット数をネットワーク上で自動収集でき、工場内の流通経路もすべて追跡できるようになった。自動測定と社内システムの一新により生産性と不良品率が改善し、不良品率は年間50%減少した。運用方法を見学に来る顧客も増えた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
2000年に金型内製化、2002年に金型をほぼ内製化した経緯が書かれ、過去の取組との一貫性がうかがえる。経営戦略上の位置づけは明記なし。
金型を外注すると品質・コスト・納期の主導権を他社に預けるという課題認識があり、複雑な加工などニーズに合わせた提案が可能と書かれている。
自動測定と生産管理システムで納期短縮・コスト削減を狙い、不良品率は年間50%減少したと数字で成果が示されている。
不良品率年間50%減少という数字はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
業務管理部など担当部署の記載はあるが、補助事業を遂行する体制の具体的な人員や事務能力の記述は少ない。
顧客は自動車メーカー等で、検査精度の要求が高まっていることが書かれ、ニーズの裏付けはあるが整理は薄い。
IoT化の段階的な展開は書かれているが、スケジュールや課題解決方法の詳細は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
プレス加工の精密測定やIoT連携は一般的な技術で、高付加価値化・高価格化の具体的な記述は薄い。
自動車メーカー等の検査精度要求への対応とあるが、波及効果や雇用創出など国が補助する理由は書かれていない。
不良品率50%減少と生産性向上の成果が示されるが、補助金額に対する費用対効果の数字は書かれていない。
IoTデータ収集、ネットワーク上の生産ロット管理、ロボット導入など先端的なデジタル技術の活用が具体的に書かれている。
IoT化やロボット活用による生産性向上は書かれるが、日本経済の構造転換への言及は見当たらない。
新潟県小千谷市の地場企業であることは書かれるが、地域の経済成長を牽引する記述は少ない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
IoT化で実現した納期短縮とコスト削減を強みとして、営業活動を行っていく予定である。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
カップ投入機を導入し、手作業で行っていた具材の充填から空になったカップの回収までの一連の工程を自動化した。
効果:作業員数 5名→2名