回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社ふくやま
成果餅の仕込みの人員 3人→1人
| 事業者名 | 株式会社ふくやま |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 喬木村 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 34人 |
| 資本金 | 1,400万円 |
| 設立 | 1975年 |
ふくやまは飯田下伊那地域の地場産業である「半生菓子」用の業務用最中種の専業メーカーで、国内生産量でもトップクラスを誇る。半生菓子用でシェア約70%を持つ。地元産もち米の胴搗き自社製粉にこだわり、顧客ごとに原料配合を変えて対応してきた。当社は昨年度よりグルテンフリー市場に着目し米国へ輸出を開始した。
抱えていた課題
やったこと
国産もち米最中皮の餅化工程に、最新型の配合管理システム(アンリツ)及びフジ全自動蒸練機5袋用・2袋用並びに既設フジ全自動蒸練機の改良機を導入した。職人の水分や蒸気の加減などの肌感覚をシステムに反映させるため、現場社員も加わって試行錯誤した。システム導入後は1人で配合対応が可能になり、餅生地の焼成工程も含めて生産性と品質を強化した。
| ソフト | 配合管理システム(アンリツ) |
|---|---|
| 加工機 | フジ全自動蒸練機5袋用・2袋用 |
| 加工機 | 既設フジ全自動蒸練機の改良機 |
新しい製品・サービス:「CARB UP!最中(カーブアップもなか)」
配合管理システムと全自動蒸練機の導入により、職人の肌感覚をシステムに反映させ、餅の仕込みを1人で対応できるようになった。生産性が目に見えて向上し、歯ざわりなど微妙なニュアンスのオーダーにも従来以上にスムーズに応えられるようになった。季節やその日の変化への対応能力が格段に向上し、安定した品質で取引先からも高く評価されている。氷菓市場への本格参入の基盤が整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去に大手商社からの大量注文を断念した経緯と、職人の肌感覚からの転換が書かれ、氷菓市場参入の位置付けが読み取れる。
もち米の自社製粉や取引先ごとの配合対応が強みとして書かれ、グルテンフリー市場への輸出拡大も示されている。
受注断念(2015年)と職人の勘への限界を課題として明示し、配合管理システム導入で生産体制を構築する流れが具体的。
生産性は目に見えて向上したとあるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
従来3人がかりの仕込みが1人で対応可能になったとあるが、体制や事務処理能力の記述は乏しい。
シェア約70%や業務用最中種の専業性、取引先からの評価など、選ばれる理由の一部が読み取れる。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
業務用最中種でシェア約70%、国内トップクラスとあり、同分野での地位は読み取れるが高付加価値化の数値は乏しい。
飯田下伊那地域の地場産業であることや地元産もち米の利用がうかがえるが、波及効果や雇用創出の記述は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
飯田下伊那地域の地場産業で、地元産もち米の自社製粉にこだわる点が地域資源の活用として読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
拡大市場である氷菓市場へ本格参入し、和の本格最中皮をプレミアムアイスの副原料として定着させることを目指す。世界のグルテンフリー市場へ、アメリカに加えヨーロッパ、アジア圏への拡大も見据えている。
どんなオーダー、ニーズにも何とかできないかと考え、決して断らない。それがもなかの皮を使った新しい商品づくりのきっかけになればいいと。これからも自分たちのやり方で、もなかの皮の文化を残し続けていきたいと考えています
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
制御基板の試験を自動化するため、基板検査装置を開発し、手作業で行っていた測定端子の接続や測定値の読み取りを自動化する。
効果:測定工数は予定通り約半分以下の時間となった