新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
成果採寸時と同じサイズの高機能薄畳を製造する時に、寸法誤差を±0㎜に抑えることが可能になった。
| 所在地 | 岐阜県 高山市 |
|---|---|
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 機械制御 |
| 従業員数 | 2人 |
| 設立 | 1949年 |
昭和24年に開業し、畳の製造を手がけてきた。平成9年に平刺しと返し用の両用ロボットを導入し、観光地の旅館等からの業務用畳の需要増に対応してきた。ふすまや障子の張り替えなどもあわせて行い、インテリア事業を総合的に請け負っている。日本人の生活様式が畳からフローリングへ変わる中でも、調湿機能や弾力性のある畳の需要は根強い。床暖房やバリアフリーの普及により、段差を生じさせない厚さの薄い畳の需要が高まっている。
抱えていた課題
やったこと
製畳用機械「両用ロボットVICTORY」を導入した。この設備は刃物の角度を0°~13°まで変更可能で、コンピュータ制御による自動運転により既存設備とラインを組むことができる。千鳥縫い、梯子縫い、変則チドリ縫い(台形縫い)の3タイプの縫着が可能である。操作方法の習得、試作、試作評価を行い、高機能薄畳の生産体制の確立を目指した。
| 加工機 | 両用ロボットVICTORY |
|---|
新しい製品・サービス:折りたたんで持ち運べる畳の新商品「TATAMI TATAMI」。軽くてスペースをとらず、洗うことができるため外出先でも使える。
高機能薄畳の量産化に対応できる製造方法が確立された。裁断・縫着の時間が大幅に短縮され、トータル製造時間は5分27秒になった。寸法誤差が±0㎜に抑えられ、現場での修正ロスがなくなったことで、受注から納品までのスピードが早くなった。縁の縫い方を3種類から選べるようになり、デザイン性も向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成9年に両用ロボットを導入し生産性とスピードを高めてきた経緯があり、畳製造の延長線上の取組と読めるが、経営戦略上の明確な位置付けは書かれていない。
観光地への来客増に伴う業務用畳需要やリフォーム需要の拡大を背景に挙げているが、競争優位の定量的根拠は書かれていない。
従来の手作業で1帖2時間30分かかり量産できず断っていた課題を示し、裁断・縫着を1分41秒、トータル5分27秒に短縮したと具体的に書かれている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、受注から納品までのスピード向上が述べられているにとどまる。
従業員2人の小規模体制で、操作の習得や試作評価を行ったとあるが、人材や事務処理体制の詳細は薄い。
床暖房やバリアフリーに適した薄畳の需要、持ち運び可能な点や女性からの人気など、顧客ニーズと選ばれる理由が具体的に書かれている。
首都圏展示会への出展検討や若い世代への活動展開は書かれるが、遂行スケジュールや課題解決の方法は具体性が薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
一般に普及していない薄畳の製造で、製造が難しく断らざるを得なかったとあり、高付加価値化を図る内容が読み取れる。
観光地の旅館需要や地域の製畳業の継続が背景にうかがえるが、雇用創出や波及効果の具体的な記述はない。
1帖あたりの製造時間を大幅に短縮したとの数字はあるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は書かれていない。
コンピュータ制御による自動運転や寸法誤差±0mmの記述はあるが、サプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
飛騨高山など地域の観光地需要を背景にしているが、地域の雇用や経済成長への牽引効果は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
首都圏で開催される展示会への出展を検討している。若い世代にも畳の良さを知ってもらえるよう、活動を展開していく。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
洗瓶機JRS-2400SH型を導入し、蔵で使用する約20種の形状の瓶をすべて洗えるようにした。
効果:瓶詰・計量・検品の必要人数 8人→4人