多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
マグネットフォース株式会社
成果脱磁コイルの発熱上昇 50℃→10℃
| 事業者名 | マグネットフォース株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 吹田市 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
同社は高精度装置も手掛ける磁気応用機器の総合メーカーで、古くから引通型や鉄心入り脱磁コイルを用いた磁気発生装置を製造してきた。製造のほとんどは外注と協力で行い、代表を中心に新技術の開発に重点を置く開発特化型の企業で、取扱いの過半数を自社開発製品が占める。売上構成の約半分を自動車業界との取引が占め、その多くがABS分野の製品だった。
抱えていた課題
やったこと
軸受メーカーの要望を基に、脱磁能力の向上、省エネ、脱磁時のベアリングの振動と騒音の減少、脱磁コイルの発熱による焼損防止、脱磁後の検査体制の確立を試作の目標として定めた。脱磁器、コンベア、残留磁気判定機の試作開発を並行して進めた。残留磁気判定機は基本設計図を元に試作した回路を実際のベアリングサンプルで検証し、さらに量産を見据えて試作基盤へ改良した。個別の検証や統合テストを重ね、当初の目標を満たす試作機の完成に至った。
新しい製品・サービス:ベアリング専用シューター式の小型脱磁装置(PSD型)、ベアリング専用コンデンサ式の小型・省エネ脱磁装置(Eco型)、および残留磁気判定器
脱磁能力は当初の5〜10ガウスから3ガウス以下に向上し、脱磁時の振動と騒音も激減した。省エネ効果は95%の低減を果たし、脱磁コイルの発熱上昇も大きく抑えられて目標値を大きく上回った。国内の4大軸受メーカーに既に約20台を納品し、高い効果に驚きをもって迎えられている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
従来から自社で脱磁器の基礎研究を行い、顧客ニーズを契機に磁気機器メーカーとして開発を再開しており、過去の取組との一貫性が読み取れる。
国内4大軸受メーカーに約20台納品し、脱磁能力を5-10ガウスから3ガウス以下に、省エネ95%低減と既存品を大きく上回る強みを示している。
センサー誤作動の顧客クレームを課題として認識し、6つの目標を設定して振動・騒音・発熱も含め解決に導いた実効性が具体的に示されている。
4年後の市場は脱磁装置単体で1億4,000万円、付属品含め5億3,000万円と見込まれ、目標売上の根拠が示されている。
社内に特別な製造設備はないが、代表を中心に全社員で問題点を洗い出し、試作と検証を繰り返す体制が記述されている。
軸受メーカーへのヒアリングで課題を把握し、デモで効果を示した上で、業界内で他社にない脱磁性能を訴求している。
試作機を個別検証と統合テストで段階的に確認し、今後は他業界向けの仕様を順次開発する計画が示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
脱磁器市場は成熟していると見られていたが、ベアリング向けに高い脱磁能力と省エネを実現し、業界の常識を超える性能を持つ点が示されている。
自動車部品の磁気による誤作動という課題の解決や、チェーン・釣り針など他業界への波及が見込まれ、国が補助する理由が読み取れる。
省エネ95%低減や発熱上昇を50℃超から10℃以下に抑えた効果が示され、補助投入に対する効果の高さがうかがえる。
磁気技術の新規開発と製造の高度化は示されるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は記述が薄い。
自動車部品や軸受分野の省エネ・高精度化に寄与する点は読めるが、日本経済の構造転換への言及は乏しい。
公開情報では判断できません。
4年後の市場は脱磁装置単体で1億4000万円、付属部品や残留磁気判定機を合わせると5億3000万円ほどと見込まれる。海外の世界最大のベアリングメーカーとも取引の話が進んでいる。チェーン、釣り針、釘等のメーカーからも多数の製品をケースごと脱磁したいというニーズが判明し、今後も各業界の要求仕様を見据えて試作開発を続ける。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
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