特殊ストレッチ織物等の効率的な製織技術の開発
ストレッチ糸や超極細糸、フィルム扇平糸のタテ糸つなぎに、結び目を安定して形成し一定張力でつなげるタイイングマシン(自動タテ糸つなぎ機)を導…
有限会社吉則工業
成果最大負荷 1,000kgf→2,000kgf
| 事業者名 | 有限会社吉則工業 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 大阪市西淀川区 |
| 業種 | 一般機械器具製造業 |
| 技術分野 | 電子部品・デバイスの実装 |
| 従業員数 | 5人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1960年 |
同社は1960年創業の機械メーカーで、主力はポンプ部品などの加工である。そのほかに軸受疲労試験機などのオリジナル試験装置や、大手消火器メーカー向けの消火器粉末回収装置を開発製造している。下請け仕事だけでなく自社製品の開発にも取り組んでいる。
抱えていた課題
やったこと
従来の2倍の高負荷で試験できる重荷重疲労試験機の開発に取り組んだ。高負荷による発熱には、主軸の空冷と水冷を試し、機械側面に冷却装置を取り付けて解決した。高負荷で生じる軸芯のずれには、片持ち機構をやめて門型構造にして解消した。その結果、最大負荷は従来の1000kgfから2000kgfに上がり、主軸の回転は最大3600rpmまで可能になった。
新しい製品・サービス:高負荷で高速試験が可能な重荷重疲労試験機
従来の2倍の高負荷で疲労試験ができるようになり、試験時間の短縮が見込める。完成度の高い試験機を製品化し、近隣の大手メーカーの研究開発室から引合いがあり、テスト的な疲労試験も受注した。今後は展示会や大学・研究機関へのPRを進めていく方針である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
1960年創業以来の現場目線の機械づくりを背景に、疲労試験機の開発を経営革新計画に沿って進めていると書かれ、過去の取組との一貫性が読み取れる。
大学連携の素地や特許取得済みの試験装置技術を強みとし、大手の標準仕様では個別研究に対応しきれない点を狙い、カスタマイズで差別化している。
従来2倍の高負荷試験で試験時間短縮という課題を明確にし、高負荷時の発熱や軸芯ずれを解決して製品化している。
最大負荷を1000kgfから2000kgfに、回転数を3600rpmまで引き上げる仕様を実現したと具体的数値で示されている。
大学や富山大学など研究機関のアドバイスを受けながら開発を進める体制があり、各種省力機械の設計製作の経験も持つ。
大手メーカー研究開発室からの引合いや試験的受注があり、個別研究への対応という選ばれる理由が整理されている。
展示会出展や大学・研究機関へのPRを継続し、販売は時間をかけて営業すると段階的な方針が示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
疲労試験機は市場が限られるニッチ市場で、個別研究への対応を差別化点とし、高水準の高付加価値化を狙っている。
新素材の絶え間ない開発に伴い疲労試験機の精度向上が必要で、基礎研究分野として予算がつきにくい点を指摘している。
補助金投入額に対する付加価値額の増加や生産性向上といった費用対効果の数値や記述は見当たらない。
独立型小型関節の特許取得や、地域の子どもへのものづくり教育など地域との関わりを持ち、技術面の波及が見込める。
新素材開発に伴う需要増に言及はあるが、日本経済の構造転換に資するという記述は弱い。
下請け中心から自社製品開発へ転換し、地域やマスコミの注目を集めて社員の士気が上がっていると述べられている。
疲労試験機は基礎研究向けのニッチ市場だが、個別研究に合わせたカスタマイズで信頼を高めていく。新素材の登場で精度向上の需要が増える可能性があり、価格体系も検討して普及を狙う。
頑張ってチャレンジしよう
公式の事例集より(原文のまま)
ストレッチ糸や超極細糸、フィルム扇平糸のタテ糸つなぎに、結び目を安定して形成し一定張力でつなげるタイイングマシン(自動タテ糸つなぎ機)を導…
指孔切削加工機とリーマー類をオーダーメイドで導入し、切削加工の一部を見直して安定した製作と生産効率の向上を図った。
成田社長は、ジェットエンジンやガスタービンなど高温で稼働する部材へのコーティング技術を発展・改良し、宇宙分野の技術を地上の課題に応用した。
効果:保護管の寿命 1倍→3倍