自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
日本ニューノーズル株式会社
成果仕上げ磨き工程の硬度のばらつき幅 300HV→100HV
| 事業者名 | 日本ニューノーズル株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 静岡市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1949年 |
当社は昭和24年の設立以来、射出成形機業界の部品メーカーとして、精密機械部品の製造と真空熱処理・イオン窒化の内製を一貫して行ってきた。近年は次世代スマートフォン向け射出成形機のスクリューヘッドやノズルの部品製造に特化している。次世代スマートフォン向けの成形品は透明度や透過率が求められ、樹脂焼けなどの混入が許されないため、腐食や摩耗が少ない高品質なスクリューヘッドが必要とされている。
抱えていた課題
やったこと
真空熱処理やイオン窒化の前にある洗浄工程の改善に取り組み、導入設備として「水系超音波洗浄システム」を当社オリジナル特別仕様で導入した。洗浄機は三層構造のすすぎをバブリング機能で行う方式とし、従来洗えなかった溝部の洗浄も可能にした。乾燥工程はエアーのターボ化と直線的な風路設計により、乾燥時間を2分短縮した。この改善により次世代スマートフォンの精密成形用「耐食耐摩耗用スクリューヘッド」の生産プロセスを確立した。
| その他 | 水系超音波洗浄システム(当社オリジナル特別仕様) |
|---|
新しい製品・サービス:次世代スマートフォンの精密成形用「耐食耐摩耗用スクリューヘッド」の生産プロセス
導入した洗浄システムにより、スクリューヘッド溝部の汚れがしっかり除去できるようになった。硬度のばらつきは大きく減り、面粗さも滑らかになった。仕上げ磨きの作業時間が短くなり、乾燥工程も短縮された。今後は透明度や透過率の高い製品を安定して成形でき、不良率の低減や高品質化・高性能化につながると見込まれている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
真空熱処理・イオン窒化を内製化し一貫加工を続けてきた歴史が書かれ、次世代スマホ向け部品に特化した方針が過去の取組と一貫している。
他の精密加工企業は熱処理を外部委託することが多いのに対し、内製化で一貫供給できる強みが具体的に書かれている。
洗浄不足による硬度バラつき(HV600〜900)が課題と明示され、水系超音波洗浄の改善で解決に取り組んだ流れが書かれている。
仕上げ磨き作業が1本あたり約12分(30%)削減、硬度バラつきが1/3に減ったなど数値目標と結果が書かれている。
体制や人材、事務処理能力について書かれた記述は見当たらず、わずかに推測できる程度である。
次世代スマホ用の透明成形品に使われる部品で、不良率低減や高品質化につながると用途と効果が書かれている。
導入した洗浄機の改善内容や乾燥時間2分短縮は書かれるが、中長期のスケジュールや遂行方法の詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
透明成形品向けの高精度スクリューヘッドに特化し、硬度・面粗さの高水準化を図っている点が具体的に書かれている。
次世代スマホ部品の国内供給や雇用創出への言及は見当たらず、波及効果はわずかにうかがえる程度である。
作業時間12分削減や乾燥2分短縮など、設備投資に対する効率改善の数値が具体的に書かれている。
水系超音波洗浄への切り替えでサプライチェーンの環境配慮に触れるが、デジタル技術や新ビジネスモデルは書かれていない。
成長分野の次世代スマホ市場に進出している点はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は見当たらない。
静岡での事業だが、地域の特性を活かした付加価値や地域経済への波及は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
採択されていなかったとしても、導入はしただろう。
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
カップ投入機を導入し、手作業で行っていた具材の充填から空になったカップの回収までの一連の工程を自動化した。
効果:作業員数 5名→2名
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分