サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
有限会社鍬田精密工業
成果生産リードタイム 105秒→79秒
| 事業者名 | 有限会社鍬田精密工業 |
|---|---|
| 所在地 | 鳥取県 倉吉市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 40人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1979年 |
当社は昭和54年に個人で創業し、昭和59年に法人化して自動車部品(電装品、試作品)の切削加工を主体に経営してきた。現在は非鉄金属の変形物・薄物の切削加工を得意とし、アルミダイカスト等の複雑形状部品では同業他社・大手部品メーカーからの加工依頼も多い。機械性能による技術的差異のない状況下では、新興国のコスト面の優位性が脅威となっている。
抱えていた課題
やったこと
360度回転式NCチルトインデックスを用いた加工治具を開発し、ワンアクションでの多面加工を可能にした。ボーリングホルダの材質をアルミ製へ変更して軽量化を図り、小型設備の使用を可能にした。インデックステーブル使用の加工治具は基本的に当社オリジナルである。導入したコンパクトマシニングセンタと加工刃具・洗浄機を活用し、60度の温度管理のもとで洗浄するオリジナルの自動洗浄機で完成品を常温で自動洗浄する。
| 加工機 | コンパクトマシニングセンタ |
|---|---|
| その他 | 加工刃具 |
| その他 | 洗浄機 |
新しい製品・サービス:360度回転式NCチルトインデックスを用いた多機能加工治具
リードタイムの大幅な短縮により約25%の生産性向上が見込まれる。段取り作業から生じる加工誤差やバラつきを軽減できる。設備台数の減少により初期投資を抑えられた。ボーリングホルダの材質変更で小型設備が使えるようになった。取付け回数を2回から1回にしたことで、取付けごとに生じていた製品位置のバラツキがなくなった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
切削加工を主体とした経営と、電装部品加工での差別化を目指す流れは読み取れるが、経営戦略上の位置付けを明示する記述は薄い。
新興国のコスト優位性を脅威と認識し、複雑形状のアルミダイカスト加工で差別化できる強みを挙げており、外部環境と強みの対応が読み取れる。
新興国との価格競争という課題に対し、リードタイム105秒→79秒、時間当たり生産個数32→45個という数字つきの解決策が示されている。
生産リードタイム105秒→79秒、時間当たり生産個数32個→45個、約25%の生産性向上という具体的な目標値が示されている。
従業員40名、三次元測定機の導入や新工場増設の実績から体制は推測できるが、補助事業の遂行体制を直接述べた記述は少ない。
複雑形状部品の加工で差別化できることや同業他社・大手からの依頼が多い点は書かれているが、顧客ターゲットの明確な整理は薄い。
取付け回数の削減や設備台数の減少は書かれているが、スケジュールや中長期の検証方法についての記述はうかがえる程度に留まる。
公開されている事例からは読み取れません。
インデックステーブル使用の加工治具はオリジナルで、高付加価値技術として他社と一線を画すとの記述があり、高水準の差別化がうかがえる。
航空機・防衛産業への進出や非鉄金属への応用が将来展望として触れられているが、波及効果や雇用創出の数字は示されていない。
初期投資を抑えたことや生産性25%向上は書かれているが、補助金額に対する付加価値増加の数字は示されていない。
新しい加工治具や自動洗浄機の活用は書かれているが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は明示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
鳥取県倉吉市の企業であることは示されるが、地域特性を活かした雇用や地域経済成長への言及は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
多機能加工治具による精度向上とコスト改善にさらに努め、将来的には航空機産業、防衛産業への進出も視野に入れて、安定した受注の確保と用途開発を進めたい。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
大型製品の加工に対応するため、マシニングセンタを導入した。