新規スピクリスポール酸の生産プロセス改善による競争力強化事業
発酵工程では、「恒温振とう培養器」等の設備一式を導入し、発酵条件(原料、酸素量、温度等)を見出したうえで、その環境を一定に保持できるように…
効果:スピクリの生産量 1倍→1.77倍
福泉産業株式会社
成果容器サイズに応じてそれぞれ1.2倍~1.7倍程度の生産量の増加が確認できた
| 事業者名 | 福泉産業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 富士市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御 |
| 資本金 | 5,100万円 |
| 設立 | 1940年 |
静岡県富士市に事業所を構える同社は、創業70年を超える老舗の食料品メーカーで、全国に先駆けて液体調味料のみりん風調味料を開発・発売したパイオニアである。大手メーカーの大量ラインに対し、小回りの利くレイアウトで小ロット生産にも対応し、地元の記念品などのニッチな需要を取り込んでいる。一方で、調味料は料理の基礎調味料となるため付加価値を付けにくく、原材料の高騰の影響を受けやすい。
抱えていた課題
やったこと
小ロット生産に対応したオートメーションの充填機械を導入した。型交換が不要で段取り時間を短くできるほか、直線短距離のラインとなるためメンテナンスも従来より簡易になる。小ロット専用ラインとして稼働させ、常時製造の製品ラインとの住み分けを行うことで、工場全体の生産効率向上を図った。多種多様な容器に対応できる生産ラインの効果的な活用も検討した。
| 加工機 | 小ロット対応の充填機械(オートメーション) |
|---|
小ロット生産の生産量が容器サイズに応じて1.2倍から1.7倍程度に増加し、生産性が大きく変化した。型換え時間は3分の1に短縮され、必要な人員も2人から1人になった。小ロット専用の製造ラインができたことで、従来は採算が難しかった容器サイズの小ロット充填にも対応でき、商品バリエーションが増えた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業70年超・みりん風調味料のパイオニアという事業背景は読み取れるが、経営戦略上の位置付けや過去取組との一貫性は具体的に書かれていない。
小ロット対応の小回りの利くレイアウトや地元ニッチ需要の取り込みが強みとして書かれているが、市場動向との対応づけは薄い。
型交換による生産計画のタイト化や通常製品の圧迫という課題が明示され、小ロット専用ラインで解決する方針が書かれている。
小ロット1.8ℓ以下で1.2倍~1.7倍の生産量増加、型換え時間3分の1短縮、人員2人から1人が数字で示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
小ロット対応やPB・OEM試作への需要が挙げられているが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は具体性が薄い。
新体制での生産スタートや試験的商品開発への展開は書かれているが、遂行スケジュールや課題解決方法の詳細は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
液体調味料の全国先駆けの開発という先進性はうかがえるが、高付加価値化・高価格化の水準は示されていない。
地元の特産活用や地元に根付く老舗への期待は書かれているが、波及効果や雇用創出の数字は示されていない。
投入額に対する効果の数字は示されていないが、生産量増加・型換え時間短縮・人員削減という生産性向上の具体効果が書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
地元の橙を原料とした味付きポン酢や地元特産を活用した商品開発が書かれ、地域の特性を活かした取組が読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
小ロット専用ラインにより試験的な商品開発にも取り組む余裕が生まれ、地元の特産を活用した商品開発を中心に、ニッチな需要への対応を進める方針である。客先ではPB商品を求める声や、OEM商品の試作開発など、今後より一層の小ロット生産が見込まれている。
小ロット製造ラインができたおかげで、試験的な商品開発にも取り組む余裕が生まれました。今後は、地元の特産を活用した商品開発を中心に、ニッチな需要も取り組めると考えています。
公式の事例集より(原文のまま)
発酵工程では、「恒温振とう培養器」等の設備一式を導入し、発酵条件(原料、酸素量、温度等)を見出したうえで、その環境を一定に保持できるように…
効果:スピクリの生産量 1倍→1.77倍
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分