自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
有限会社山口製作所
成果従来は銅パイプ内面に25㎜ピッチでジャバラ加工をしていたが、連続全面ジャバラ加工とした。
| 事業者名 | 有限会社山口製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 富士宮市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1979年 |
当社は金属プレス金型の設計製作とプレス加工を一貫して行い、鉄道車両の電源用インバーター等に使われる沸騰式放熱器の銅パイプ部品を手がけている。沸騰式放熱器では冷媒の蒸発を促すため銅パイプ内面に凹凸加工が必要で、当社は内面加工技術の特許を取得していた。以前のジャバラ加工の導入で品質・コスト・納期に貢献したが、顧客の要望に応えるための新たな課題が生じていた。
抱えていた課題
やったこと
当社の特許技術であるジャバラ塑性加工を用い、保有する110tプレス機で新規加工条件の試作を行った。その結果、ジャバラの深さが規格値に未達となり、加圧力を計算すると185t以上が必要と分かったため、新たに200tプレス加工機を導入した。新設備で新規加工条件の試作を行い、ジャバラの表面積が増大して全長1000㎜の銅パイプの加工が可能となった。
| 加工機 | 200tプレス加工機 |
|---|
新しい製品・サービス:内面360°溝付き銅管
ジャバラ塑性加工により、大径の内面溝付き管が使えるようになって熱交換効率が高まり、パイプ長を短縮できて省スペース化と設計の自由度向上につながる。保管スペースの確保や小ロット購入によるコスト削減、製品の競争力向上も期待される。製品使用者にとっても温度調整機能が高まり省エネに役立つ。今後はパイプメーカーが生産していないΦ22㎜を超える太径銅パイプの市場に参入する計画である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
鉄道車両部品の製造や金型・プレス加工の一貫体制が書かれ、過去からの事業の延長が読める。ただし経営戦略としての明確な位置付けは書かれていない。
特許技術とコストメリットによる市場開拓が見出しにあり、サンドブラストに代わる特許加工の強みが述べられている。市場動向の分析は書かれていない。
サンドブラストの手作業による低効率とブラストメディア残存の問題を課題として挙げ、ジャバラ塑性加工で解決する計画が具体的に書かれている。
熱交換効率の向上やコスト削減は述べられているが、付加価値額や賃上げの数値目標は書かれていない。
試作から金型設計製作、生産までの一貫体制と技術継承への取り組みが書かれている。補助事業の遂行体制の人数などは書かれていない。
特許技術により熱交換率向上、小ロット購入、省スペース化などの選ばれる理由が示され、ターゲットは銅パイプ内面溝付き管市場と明記されている。
ジャバラ深さ未達を試作で検証し、加圧力185t以上を計算して200tプレス機を導入するなど課題解決の方法が書かれている。スケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
Φ22㎜を超える太径銅パイプの内面溝付き管は国内メーカーで生産されていないと書かれ、高付加価値の新分野として示されている。
鉄道車両の電源冷却部品に関わることや省エネ効果がうかがえるが、経済波及効果や雇用創出の具体的な数字は書かれていない。
熱交換効率向上や省エネ効果は述べられているが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
冷却用の銅管内面溝付き管という新市場への参入が書かれているが、日本経済の構造転換への言及は見られない。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は銅パイプ内面溝付き管市場へ参入し、Φ22㎜を超える太径銅パイプの市場調査を行い、市場要望のサンプルを製作して提案することで国内外の販売につなげていく。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
半自動アルマイトラインを稼働させ、純粋装置と超音波装置を取り付けて量産使用の目途を立てた。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。