全国的な屋上・壁面緑化メーカーとなるための、"機能性とデザイン性が両立可能な"商品の試作・開発
本物の木曽石を使ったマスターモデルを試作開発し、外注加工で試作品商品を製作した。
効果:本物石と擬岩の重量をモデル石で比較すると、重量はおおよそ15分の1
ササキセルム株式会社
成果サンプル製造は長ければ2カ月かかる。早ければ依頼された週内にサンプルが出せるようになった。
| 事業者名 | ササキセルム株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 一宮市 |
| 業種 | 繊維・衣服等卸売業 |
| 資本金 | 3,612.58億円 |
| 設立 | 1969年 |
同社はテキスタイルコンバーターとして、繊維メーカーから生地を仕入れ服飾メーカーや商社に納める。婦人服向けをメインに、ウールやストレッチ素材を使った高級品を得意とし、創業80年を超える。産地の工場との密接な関係が強みである。紳士服は生地に求められる耐久性が高く婦人服とはっきり分かれていたが、近年は若者向けを中心に境界が薄れつつある。
抱えていた課題
やったこと
平成27年度補正ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金を活用してインクジェットプリンターを購入し、平成28年10月に導入した。生地用のシミュレーションソフトと連動した機種で、紙に印刷するのではなく生地に直接色を印刷する。機体はコンパクトで一度に何色も印刷でき、色のグラデーション印刷も簡単にできる。機械の有効幅は平均的な服1着分の生地サイズに対応し、服の形に仕上げたサンプルも製造できる。色調整のノウハウを積み、狙う色が出ない時は周辺色のグラデーションサンプルを作って対応した。
| 加工機 | 生地用インクジェットプリンター |
|---|---|
| ソフト | 生地用色シミュレーションソフト |
サンプルを内製化したことで、依頼された週内にサンプルを出せるようになり、提案のスピードが格段に上がった。実際に使う生地で豊富な色を見せられるため提案力が向上し、顧客の心に響いた。水着アパレルメーカーの新規開拓に成功し、紳士服向けにも商機を見いだしている。婦人服一本だった事業が他分野へも広がった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
紙サンプル提案から生地サンプルへの流れや、2016年10月導入の経緯は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
産地縮小で婦人服向け一本だった点と、若者向け・紳士服への市場変化への対応は読み取れるが、自社の強み・弱みの分析は薄い。
サンプル製造が長ければ2カ月かかる課題を認識し、内製化で当日から週内に生地サンプルを出せるようになったと具体的に書かれている。
高付加価値化や賃上げの数値目標は書かれていない。短納期化や提案の幅の拡大がうかがえる程度。
色調整技術の習得や担当者の役職は書かれているが、事業遂行体制の確保について具体的な記述は少ない。
婦人服から水着アパレル、紳士服への展開や、色のグラデーション提示が顧客に響いた点など、顧客ターゲットと選ばれる理由が読み取れる。
導入後の展開は書かれているが、中長期の課題検証や遂行スケジュールについての記述はない。
公開されている事例からは読み取れません。
高級品を得意とする点は書かれているが、分野の普及度や高価格化の水準に関する記述はわずかである。
産地縮小への対応として他分野への展開が書かれ、産地との関係に触れているが、国が補助する理由は読み取れない。
補助金を活用して導入した経緯は書かれているが、投入額に対する付加価値増加などの費用対効果の数値は示されていない。
シミュレーションソフトと連動したインクジェットプリンターの活用が書かれ、デジタル技術の活用は読み取れるが、サプライチェーンへの貢献は薄い。
ファッション界のシーズン展開の加速や、紳士服と婦人服の境界の変化に触れており、市場変化への対応がうかがえる程度。
尾州織物の産地である愛知県一宮市に立地し、産地との密接な関係が強みと書かれているが、地域の雇用や成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
同じ生地でも少し深みのある色に変えるだけで、紳士服のサンプルになる
公式の事例集より(原文のまま)
本物の木曽石を使ったマスターモデルを試作開発し、外注加工で試作品商品を製作した。
効果:本物石と擬岩の重量をモデル石で比較すると、重量はおおよそ15分の1
ものづくり補助金を活用し、包丁口金溶接部分の研磨加工工程の内製化と、仕上げ加工工程を行う研磨職人ロボットの開発に取り組んだ。
冷却方法を、冷たい気体による一般的な方法から、液体(エチルアルコール)を用いた急速冷凍に変更した。
効果:1回当たりの冷凍能力 100袋→280袋